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【私の働き方実験】「『新生児+幼児の子育て』と『フリーランスの仕事』を“楽しんで“両立する条件とは?」個人企画:助手の研究計画書

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、助手個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです!

助手です!
2週間前ごろにアップしようと思っていた助手の「新しい働き方LAB」自主企画の計画書を公開します。

↓新しい働き方LAB、研究員制度についてはこちらから↓

今回の個人企画の大前提として、出産後の育児について研究しようと考えていたのですが、全体キックオフミーティングの当日に出産しまして。
バタバタと入院〜退院〜通院などなどしていた2週間でした。

新生児って、ちっちゃい

本当にまさかの当日出産でしたが、これもまた何かの縁だと捉えています!
今回の研究を通じて、自分自身や家族にとって、また「いずれ子どもを育てながら夫婦でフリーランスをやっていきたい!」と考えている方などにとっても、ひとつでも意義のある研究記録を残せたら良いなと考えています。

というわけで以下、授乳の合間に書き進めてきた研究計画書です。


◇実験テーマ

「新生児+幼児の子育て」と「フリーランスの仕事」を“楽しんで“両立する条件とは?

◇実験の目的と背景

先ほども少し触れましたが、
「研究員制度のキックオフと同時期に、第二子の出産予定日がある。そのタイミングを活かして、今後の夫婦の生き方や子育てについて見直せないか?」と考えて、今回の研究員制度に申し込みました。

(もう一つ「夫婦でチーム企画に参加してみたい」という気持ちもあって、そちらも夫婦で挑戦することになったのですが。それはまた別の研究計画書の記事にて…)

もともと、私たち夫婦は新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに夫婦で会社員から独立し、フリーランスとして働き始めました。
その「新しい働き方」の環境を整えている最中に二人目の妊娠が分かり、仕事と家庭と出産準備に追われてきた、この一年。
私たちの選んだ「新しい働き方」の現状を把握し、課題をみつけ、分析して改善していく、ちょうど良い機会なのでは?と考えています。

◇活動の概要

「知る」+「見直す」をテーマに

今回の研究では、
子供たち、特に新生児を育てながら仕事を両立する上での課題を知る
フリーランスとして働いていく上での夫婦や家族の在り方を、データを通じて見直す
の2つのテーマを中心に、レポートにまとめていきたいと考えています。

子供たち、特に新生児を育てながら仕事を両立する上での課題を「知る」

まず、1つのテーマとして、今目の前にある「育児」と「仕事」を両立する上での具体的な課題を明らかにしていきます。
長男を育ててきた時、私たち夫婦はともに会社員で共働き、という環境でした。
これから長男と次男の二人を育てていく環境は、夫婦共にフリーランスの共働き。仕事を両立する上での課題も変わってくるのではないかと思います。

そこで、まずは「新生児と幼児の子育て」という日々の生活の中で「どのような課題に直面したのか」をレポートにまとめます。
そして、それぞれの課題について「家族の協力」や「行政の支援」、「友人や仲間の支援」などを受けることで、どこまで「フリーランスの仕事」と両立できるのかを実験し、分析します。

そして、実際にフリーランスとして子育てをしていく上での1例として、
どのような支援がいつごろまで必要だと感じるか
どのような支援を受けることができるのか・できたのか
備わっている制度と、利用してみた実態の間にある課題は何か
など、具体的に挙げてまとめます。
それによって、「本当に必要な支援とは何か」という部分で見えてくるものがあるのでは?と予想しています。

フリーランスとして働いていく上での夫婦や家族の在り方を、データを通じて「見直す」

もう1つのテーマですが、子育てをしながら仕事をしていく上で、
妊娠・出産以前の働き方と、どこにどのような差が生まれてしまうのか?
子どもたちがいる環境で、どのような生き方ができたら楽しいのか、幸せか?
というところをデータを通じて明らかにしたり、模索したりしていきたいと考えています。

仕事に復帰するための『時間の確保の仕方』『仕事の仕方』『子育ての仕方』とは?
『今の生き方の課題』『これからの皆が楽しくなる生き方』とは?
というような部分を、具体的に言語化していきます。

妊娠・出産以前の時間の使い方と具体的にどのように変化があるのか、どう対処していけば良いのか、データ(+過去の記憶も呼び起こしつつ…)と比較して分析します。
そして、その分析をもとに、
夫婦や家族がどう在れば、楽しんで働くことができるのか
どのような工夫をすれば、夫婦や家族の思う理想的な生き方に近付けることが可能なのか
いう部分を言語化してレポートにまとめつつ、今の夫婦・家族の在り方を見直していきたいと考えています。

前回の記事にも書きましたが、家族や仲間に一方的に負担をかけてしまうのではなく、「皆が楽しんで活動していくためには」という前提で、仕事と子育てを両立する方法を模索したいと考えています。

そのためには、夫婦や家族皆、一緒に働いていく皆さんのことも含めて「楽しくなること、幸せを感じることって何だ?」という部分が大切なのかな…と感じています。
今回幸福学には手を挙げませんでしたが、その辺りにもちょっと重なってくるのかな、と思いつつ。

◇具体的な活動時期と活動詳細について

1.
出産後の「稼働可能時間をどこに作ることができるのか」「どのような環境下、条件下であれば稼働が可能なのか」「稼働可能な業務の種類とは」など、今後のレポートにて分析するデータを収集・記録する。
(第1ステージ、産後休業の時期(出産日から8週間))

2.
「新生児と幼児の子育てという日々の生活の中でどのような課題に直面したのか」
「仕事に復帰するための『時間の確保の仕方』『仕事の仕方』『子育ての仕方』とは」
「『今の生き方の課題』『これからの皆が楽しくなる生き方』とは」
など、データを分析したり、感じたこと考えたことを言語化したりしてレポートにまとめる。
必要に応じて研究の方向性を修正しながら、自分自身にとっての「『新生児+幼児の子育て』と『フリーランスの仕事』を“楽しんで“両立する条件」とは何なのかを明らかにする。
(第2ステージ、育休の時期(8週以降、自身の体調や稼働可能な条件が揃った段階の復帰時期))

6~7月ごろを第1ステージ、8~12月ごろを第2ステージとして想定しています。
7月末ごろに産後8週となるので、そこまでは産褥期として自身の休養と子育て環境のデータ収集メインに進めていきます。

◇効果の測定方法

・「毎日のスマホやPCのスクリーンタイムの記録」「ヘルスケアの記録」など、自動収集されるデータと合間に取ったメモなどを文章、図表にまとめる形で、「産後の稼働可能時間や働き方について、懸念点」などについて分析します。
・仕事再開時の「提案数、問合数、依頼数、受注数」などをトラッキングして、フリーランスの仕事をどの程度稼働できているのかを分析します。
・その他、具体的なデータをもって比較分析できる要素は随時検討して、必要に応じて追跡調査します。


計画書としてはこんな感じで考えています。

まずは、母子ともに健康第一。母の体調回復と子の成長を第一に過ごしたいと思います。
寝られる時には寝ます。特に、夜まとまって寝てくれるようになるまでは…!

さて、次は夫婦で参加しているフリーランスチームの方の研究計画書ですね…

夫婦&家族&ヤモリたちのあれやこれや、意義のある研究から意義のないお遊びまでを記事にしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします!