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『スモールビジネスの教科書』武田所長

ビジネスは、まず目の前の1人を喜ばせる「スモール」なところに全ての始まりがある。ビジネスとは本来、不確実で、泥臭く、地味で、汚いものなのだ。

解説『スモールビジネスの教科書』P230

いわゆる起業系のナレッジ本のような本書は、その強烈な主張によって個性がでている。主張はとてもシンプルだ。スモールであれ。カッコつけるな。

スモールビジネスの戦略を立案する

この本の8割は、戦略の立案=独立して事業をスタートするための計画作成が占めている。事業のイメージは極めて具体的だ。「2年以内に自己資本での運営を前提に年収3,000万円を実現すること」そのためのスモールビジネス起業計画は、4つのステップに分けられる。

Step1.自分の経験を振り返り探査領域を定める

基本的は自分の取り組んできた仕事の領域で、自分の能力やネットワーク、専門知識のなかでビジネスに繋がりそうな領域を探すとこらからスタートする。読んでいて、まずここが一番難易度が高く感じる。著者はコンサルティングファーム出身とのことだが、自分の場合には売物にできるような能力が身についているとは思えない。それでも良いと著者は言う。

注意してもらいたいのは現在の競争力のみでスモールビジネスの戦略を判断しようということではない。あくまで出発点としての整理である。スモールビジネスに取り組む中で、自分自身が持つ競争力は急速に上がっていくことを念頭に置いておこう。

第一章:スモールビジネスの戦略を立案する『スモールビジネスの教科書』P44

★この先、ステップが続いていきますが、どうも自分から縁遠いような話に感じられてしまいまとめを挫折。




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