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The Psychology of Moneyの感想「一生困らない富のマインドセット」

今回は最近各所で紹介をされている名著

The Psychology of Money
の感想を書こうと思います。

著者はモーガン・ハウセル氏
ベンチャーキャピタルのパートナーをしていたり投資アドバイスメディアなどの元コラムニストをされていた。
米国ビジネス編集ライターで二度受賞経験ある方になります。

この本は20章に分かれており
最初の10章は考え方がメイン
残りの10章は実際の金融市場について
記載されてます。

全体の所感

投資初心者が読むには
考え方のポイントが明確でわかりやすいなあと感じました。

ただ一方感じたことは
他の名著と比べて特に言ってる内容にインパクトはないためお金の本をたくさん読んでいる方からすると物足りない内容と感じました。

普段から海外の金融商品を扱っている身として、
この本の共感できた部分と
ここは違う意見だなあと感じた部分をそれぞれ書きたいと思います。

共感できたところ

主に共感できた章は
第7章の「自由」についてです。
この章ではお金から得られる最大のメリットは「時間的」自由を得られることである
と言っていて
私はここには最大の共感をしました。

お金があることで時間を自由に使えることが最大のメリットであり

きらびやかなブランド品が買えることや
高級車を乗り回せることや
高級ホテルで毎日美味しいものを食べれることは大したメリットではなく

お金があることで
「like work」できることが最大のメリットと私自身も感じてます。

「like work」ってなに?
と思った方も多いと思います。

意味としては
「好きだから働く」「やりたいから働く」
と解釈してます。

一方で対比としてあげられるのが
「rice work」
「ご飯のためにはたらく」「稼ぐために働く」
という意味合いです。

あなたは今仕事をしている中で
どちらに値しますか?
like?rice?どちらでしょうか?

おそらく皆さんは生活の中で多くの時間を仕事に費やしていると思います。
その多くの時間を使ってる仕事で
自由な選択ができたら幸せじゃないですか?
僕は幸せに感じます。

もし仮に
あなたの前に数十億円の大金があったとして
あなたはそれでも今の仕事をしますか?

心から今の問いに賛同できたら
それは大変幸せなことですね。
ただ現状、多くの方が
生活のために働いていたり、
体裁を整えるために大手で働いたりしてます。

お金があればそんなこと考えなくても済みませんか?
これがお金で得られる最大の自由と私も感じています。

いかがでしたでしょうか。
感想を書きましたが
1章分しか共感できる部分がなかったわけではないので今後もこの感想の続きは書こうと思います。

ありがとうございました。

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