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リサーチカレッジに入って学び、ライターとして起こった3つの変化


#振り返りnote

リサーチカレッジとは【ライティングのためのリサーチ】に特化した、人気講師、野口真代さんの講座です。2022年2月、毎週木曜日21~22時半のスケジュールで開催されました。実際は講義は毎回23時すぎまで続き……まよ先生の熱意のほどがうかがえます。


今回は、リサーチカレッジで学んだことで、自分の中で起きた変化などについて記録しておこうと思います。

リサーチカレッジ入学まで

ライティングの質はリサーチが9割以上を占めるといわれるのに、今までリサーチの講座はありませんでした。私自身も、6年もライターをしていながら【より効率的なリサーチをするにはどうすれば良いのか】を真剣に考えてこなかった……自分の仕事を振り返っていないなんて、お金をいただいているのに反省しなければ。

滑り込み入学できた私は本当にラッキーだと思います。今回、キャンセル待ちが数十人いたそうです。

リサーチカレッジの講座内容

有料講座なので、詳細な内容はおつたえできませんが、目次と大枠を以下に紹介します。


第一回 リサーチのスキルを身につけ、自分の時給単価をあげる
リサーチに時間がかかりすぎれば、当然自分の時給は下がります。同じ記事でも5時間かけてリサーチして1万円の記事より、2時間でリサーチできたら断然時給がいい。これを実現するための効率の良いリサーチ方法の具体的な手法を身につけます。SNS発信に役立つリサーチ方法も伺いました。

第二回 メディア記事のリサーチ方法を知る
読まれるブログ記事が書けるようなリサーチ方法を学びます。人間の脳はだれしも構造が似ているので、感動する記事も似ているのです。うけるブログの型というものがある。ではそれを自分に応用するには? という考え方を教わりました。読まれる記事のポイントも。

第三回 売れる電子書籍が書けるリサーチ方法を知る
売れる電子書籍にはルールがある。自分語りなどだれも聴きたくないのだから、売れる分野で、主役は読者となるようなリサーチが必要なのです。本を読んだ後に読者にどうなってほしいのか(ベネフィット)を考えてリサーチし、売れているものを横展開していく発想が重要。

第四回 セールスライティングのためのリサーチ方法を知る
セールスライティングとは、顧客に消費行動を起こさせるための広告手法。SNSやメルマガで顧客を集客し、教育し、販売まで持っていく。いつかは書きたいと思いつつ、手を付けていない分野です。

ここでも、目指すのは商品の強み、顧客が得られる良い未来が想像できるようリサーチする方法を学びます。自社の強み、顧客の悩みを知り、手本となる広告をストックしておくこともリサーチ。具体的なリサーチ手法を学びました。

講義を受けて自分の中で変わったところ

1.リサーチを愛するようになった

正直なところ、リサーチは書くための通過点だと思っていました。それまで面倒でおっくうな作業と感じていたのです。新規案件では特にリサーチに時間をとられ「今日は1文字も書いていないじゃん…」とクサることも多々ありました。しかし、リサカレで学んだところ、リサーチは奥が深く、面白いものだと思うように。

知れば知るほど工夫が必要であり、リサーチの過程で得た知識は積みあがって自分の宝物になっていく。自分を豊かにする。なんて素敵。今までなんで毛嫌いしていたのだろう。わたしの中で何かが開いた、と感じました。


2.整理整頓するようになった

今まで、リサーチした内容をストックしたりしなかったりしていました。医療ライターをしているので、「あれ、この病気前にも調べたことあるな」というものを一から調べなおしたり。それでも、医学系は好きなので、これに関するリサーチは苦痛ではなく、時間を無駄にしていることに気が付かないでいたのです。

先生から言われて衝撃だった言葉。

「リサーチ内容は、料理人でいうと秘伝のたれそのもの。それを整理して引き出せないってことは、ライターとしての秘伝のたれを毎回作っては捨てているのと同じですよ?」

え? 私、なんてことをしていたんだ!

それからは、リサーチしたことはグーグルドキュメントに全て入れるようにしました。ある記事を書いていたとき、「この情報はどこから仕入れました?」とクライアントさんに言われ、引っ張り出してきて提示することも。ストックの方法を教わって、わたしの情報は引き出しやすくなりました。



3.仲間の重要性を再認識した

リサカレは100人以上のメンバーがいて、リアルタイムで講義に参加するのは80人ほど。3人寄れば文殊の知恵、といいますが、この人数が集まると寄せられる情報もなかなかのもの。

リサーチの時に使えるツール、時間の管理方法などのまめ知識が講義中もメンバーから次々にチャットに打ち込まれます。しまいにはメンバーのTwitterコミュニティを作ってくれる方もいて、たくさんの仲間とつながりました。

仲間がいると士気も高まる。講義中、たとえ眠くなっても「みんないるから最後まで聞くぞ」と思えますし、他のメンバーが課題を出したというと「自分も!」となる。学ぶときに一人じゃないって大人になってもいいもんだな、としみじみと思います。

リサーチ迷子こそリサカレに入ろう

ライターにとってリサーチは重要だと感じながら、リサーチと真剣に向き合ってこなかった私。自分のリサーチへの向き合い方を振り返り、どのようにリサーチすればよりよい記事が書けるのかを学んだ1か月でした。課題提出はまあまあ大変でしたが、課題に取り組むことで内容への理解が深まり、自分の問題点とも向き合えます。仲間もできるし、いいことずくめのリサーチカレッジ。入学して本当に良かったな~と思っています。

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なお、私はライティングカレッジ(まよ先生のライティングスクール)の卒業生。そちらの感想も書いております。

良かったらのぞいてみてくださいね。



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