浅田家!中野監督ティーチイン付舞台挨拶に行ったら二宮和也が愛おしすぎた話

お久しぶりです。カオナシです。

これは二宮和也さんと会った直後に勢いで電車で書いているので、もう勢いです。ただの勢い。

駄文ですが、二宮和也が凄かった話をするので、良ければ最後までお付き合いください。


2020/11/02 「浅田家!」中野量太監督のティーチイン付舞台挨拶@TOHOシネマズ池袋。

焼き増しの映画はとてもよく、1度目ほどの新鮮さや解像度はないものの1度目には目をやれなかったことに気づくことができ、とても楽しかった。

映画館で一度見た映画を、もう一度見たのははじめて。

お父さんが年賀状のために政志たちを撮影するシーン。お父さんが画面ドアップでニコニコしてシャッターを切る画がスクリーンいっぱいに映る。その後、震災ボランティアで出会った内海家を海で撮る政志。まさしくお父さんを彷彿とさせるように、スクリーンいっぱいにこちらにカメラを向ける姿があった。写真は繋がっていく。政志は病床のお父さんを置いて津から飛び出すが、それでも切れない家族の繋がりを感じることができた。


上演後、いよいよ舞台挨拶である。

東宝の宣伝部の方の司会で、「歓声をあげないようにしてください。拍手でお伝えください」の再三の注意ののち、監督登場。もちろん拍手でお出迎え。

私は監督のTwitterを見ることはあってもお顔を把握していなかったので、なんか監督の方が浅田政志さん(本物)に似てない?なんて思ったりした。(たぶん髭のせい)

司会の方が「それでは質問がある人!」と話を振ると、手を挙げるお客さんとともに、「はい!はい!」との声が。

えまってなんかこの声聞いたことあるぞ。

すると、見覚えのある人が出てきた。

二宮和也の登場である。

思わず「ヒェッ!」と声が出てしまい、咄嗟に抑える人。興奮を隠しきれず拍手に想いを乗せる人。

二宮くんのファンを続けて10年。こんな近くで普通の二宮和也を見たのは初めて。(歌って踊ってならありがたいことにコンサートで一度だけあるが)


ここからは、二宮和也ってまじでスゲェと思った私的エピソードを少しずつ語ろうと思います。

質問やその回答については申し訳ないのですがあまり記憶に残っていないので、他の方のレポや記事をご覧ください……。

二宮和也、気遣いがヤバい

私はジャニーズには「誰も傷つけない力」が必要だと思っています。例えばわかりやすいところで言うと、「ニンジンが嫌い」と言わずに「ニンジンはあまり得意じゃない」と言ったり、「どれが一番好きですか?」と言う質問に「これ」と答えずに「どれも全部良いと思うけど、俺は〜っていう理由があってこれかな」と答えたり。

コンプライアンスが厳しく、ちょっとしたことで炎上してしまいやすい昨今、この力はますます必要になってきています。

特に嵐はこの「誰も傷つけない力」がとても高く、だからこっちがヒヤヒヤしない安定感のある素敵なグループになっているのだと思います。

……といったことは以前からなんとなく思っていましたが、どちらかというとSnow ManやJr.を見ているときにこの能力について考えることが多く、嵐は20年以上一度も間違えずここまできていることもあってか、あまり普段のテレビや雑誌から意識して見ることはありませんでした。

ただ、今日、誰の編集の手も入っておらず事前に質問がわかっているわけでもないこのイベントにおいて、二宮くんの言動を見ているとその能力の高さに驚いたのです。まじですげぇ。やっぱジャニーズってすげぇ。

私がまずそれに気づいたのは、浅田政志の授賞式でピンクのフリフリの衣装だったのはなぜか質問した方についてのときです。

その方は質問の始めに、「つまらない質問かもしれないんですけど」という枕詞をつけました。

私からしたらよくそんなとこ見てるな〜!言われても思い出せない!ととてもいい質問だと思いました。

監督は「本物の浅田政志さんも授賞式のときにフリフリを着ていたので、合わせました」といったようなことを答えました。

これは監督にしかわからないことで、監督が答えたらそれでいいはずなんです。

なのに、二宮くんはそのあと質問した方を見て「それ俺も気になってました」と言いました。

「それ俺も気になってました。」

たった12文字。「つまらない質問」に対するなんて華麗なフォロー。これがあったことで、きっとその質問した方は救われたと思います。二宮くんも気になっていた質問だったんだ、してよかったんだ、って。やさしい。

2個目は、丁寧さ。

質問する方には「映画公開おめでとうございます」や「とても感動しました」など、質問の前に感想や祝辞をひとこと添える方が多くいました。

そのあとの質問が本題なので、さらっと流したり会釈で済ませてもいいはずなんですが、二宮くんは毎回「ありがとうございます」とマイクを通して伝える。

正しくは、マイクを膝の上に置いていて「ありがとうございます」で礼をしたときに顔がマイクに近づくので声が入る、なんですが、あの二宮くんがどの言葉をマイクが拾ってどの言葉をマイクを拾わないかを把握してないわけがないので絶対マイク通して言おうと思ってます。丁寧。

そして、スタッフさんへの気遣いも忘れません。

当てられた人にマイクを渡すために会場中をまわっているスタッフの方がいらっしゃるのですが、中野監督に当てられたとき、当てられた方が手を下ろしてしまい、どの人にマイクを渡せばいいのかわからないことがありました。

スタッフの方が「どなたですか?」と監督に聞くと、二宮くんは「大変ですよねぇ」とぼそっとつぶやいたのです。(マイクを通して。)

スタッフさんまで気遣うの神かよ……。きっとそのスタッフさんも救われたはずです。マイクを運ぶだけのスタッフをちゃんと人間扱いしてくれたことに。

さらに、二宮くんは全ての質問にしっかりと口を挟む。

監督の舞台挨拶だったため監督向けのみの質問を考えてきている人や監督だけが答えられるであろう質問をされる方がいました。

しかし、それに対しての回答を監督だけで終わりにするのではなく、二宮くんも思ったことや相槌のようなものをしっかりと挟む。

私は色眼鏡しかかけてないので、それは「質問してくれた方が嵐のファンかもしれない」、ってことを意識して答えているように見えました。完全に色眼鏡ですすいません。でも自分は知らない話だから、ではなくて一緒に舞台挨拶を盛り上げようとしている姿が素敵だったんです。

舞台挨拶は21時近い時間でした。二宮くん、髪もセットせず「すいません髪セットしてなくて」って言いながらサラストをさらっとかきあげていたので(可愛い)、前にお仕事があったのかはわかりませんが、一日の終わりです。疲れてます。私なら気配りとかもう無理です。雑です。質問されても自分関係なかったら椅子座ってぼーっとしてます。「え?あごめん聞いてなかった」とか言います。だって、二宮くんのこの気配りはたぶん、舞台挨拶の時間だけしてればいいわけじゃないから。きっと前の番組収録や雑誌の取材やお仕事ぜんぶでそれをしてきてるはず。その気の張り方を一日中するのは疲れます。無理です。

それができる二宮くんは、きっと努力の部分もあるけど元からそういう人で。

そしてたぶん嵐はそういう人が5人揃ってできてるグループ。

だから私は嵐が大好きだし、二宮くんを好きになって良かったと思いました。

このようなやさしさを持った人になりたい。最高に愛おしい。

政志さんは役で両腕にタトゥーをしています。そのタトゥー(シール)には、監督にも東宝にも事務所にも内緒で「メンバーの名前」が入っていたそうです。

彫り師の方がしてくれたんだそう。

二宮くんは「このへんにあったかなぁ。」と自分の腕を指差し、「あ、写真撮ったんで今度何かに上げます」と話してくれました。

彫り師の方がメンバーの名前を入れてくれて、それをしっかりと写真に収めている二宮くん。嵐大好きすぎません?最高に愛おしいです。

だって、今「今度上げます」って言ってるってことは見せるつもりで撮った写真ではないんです。きっと「嵐の名前だ〜写真撮ろ〜」って撮ったんです。愛おしすぎませんか。

もうこっちは明日のアラフェスに向けて感情昂りまくりです。

二宮くん肌白いなとか、椅子座ってるだけでなんでそんな猫背になれるのとか、照明眩しいからマイクで影作ってるの可愛いなとか、背中も丸くて愛おしいなとか、思っちゃうんです。何があっても嫌いになれない。10年好きだったんだよ。なにそれ激重かよ。リアルで10年片想いなんてそうそうねぇよ。二宮くんがアイドルで良かったよ。

嵐はあと2ヶ月で一度ピリオドを打ちます。

嵐は伝説のグループです。

でも、伝説で終わらせない。

絶対にまた続きをつくる日が来るから。

二宮くんを好きになれて良かったです。

愛おしい人に出会えて良かったです。

5人の嵐と同じ時代を生きることができて、

この歴史を後世に語れる存在で、

本当に良かった。

明日はアラフェス。20年以上ぶんのでっかい感謝と愛おしさを胸に、お祭り騒ぎを始めましょう。

電車はとっくに最寄駅について、ベンチに座りながら書いているのでそろそろ終わりにします。


待ってろよ!相葉すごろく!



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