雨からの教え

先週と今日もそうでした。自転車で駅まで行き、用事を済ませて夜に帰宅するとそこは土砂降り。
まぁ家に帰るだけだし、濡れてもいっか、と思い今日もそこまで絶望感に浸りはしなかったのですが、なんだか懐かしい記憶が蘇ってきました。

土砂降りの中自転車を漕いでいると、目に雨が当たってろくに前を見ることができません。中途半端に濡れるというレベルでもなく、防ぎようのない雨、雨。今日はなんだか1人で楽しくなってしまいました。
あぁなんだか前にもこんなようなことあったなぁと。
小学生の頃、友達と自転車で遊びに行った帰り、台風並みのとてつもない雨が降ってきました。少し先が雨で見えないほど。もうわけがわからず、それが逆に楽しくて、友達と爆笑しながら帰ったんです。吹っ切れるとなんだか楽しくなるようです。

なんてことを思い出して自転車を漕いでいたら、普段悩んでいることとか、もう振り切ってしまうところまでいったら、悩んでいたことがちっぽけに感じたり、逆に楽しくなってきたりするのかなって。「一周まわって」ってよく言いますけど、
(皆さんは使いますか?)それが逆に良さだったり、楽しさに変わるんじゃないかと。
もう振り切った感じで僕はこの表現が意外と好きなんです。

今の悩みを来年も同じように悩んでいるかって考えた時、大抵の悩みなんて、なくなっていることが多いと思います。むしろ悩んでいた内容すら覚えていなかったり。もちろんそんな軽々しく言えないこともあるとは思いますが、、。

振り切って、一周まわって、そんな風に考えていたら、少しは人生楽に過ごせるのではないかと、ぼんやり雨に打たれながら考えていた今日この頃です。

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