自分を大切にできていたときのこと
こんにちは。三連休の初日ですね。
休めていますか?
今日は私が自分を大切にできていたときのことを書こうかな〜と思います。
長いですが、読んでくれると嬉しいです。
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入院中 看護師さんと2人で散歩中
「実は昨日の夜に自傷してしまいました…」
Ns'「そうだったんだ。教えてくれてありがとう。傷は大丈夫?どうして言おうと思ったのかな?」
「やめたいから。自分を傷つけずに大切にできるようになりたいから。」
Ns'「そっか。嬉しいよ。看護師さんたち協力するからね。他の看護師にもこのこと話していいかな?」
このとき、自分を大切にしたいと思えたのは私のことを大切にしてくれる看護師さんがいたから。家にいたら自分を大切にしたいなんて思えなかった。
看護師さんは
「いつでも話を聴くからね。傷つけたくなったら言ってね。」
と言ってくれた。
次の日からフラッシュバックしたとき、死にたくなったとき、傷つけたくなったとき、なんか不安なとき…
ナースステーションに行って
「話がしたい。」
と伝えることができるようになった。
時間があるときはすぐに
「うん。来てくれてありがとう。少し話そうか。」
と優しく言ってくれた。夜中でも対応してくれた。忙しいときは
「少し待っててね。絶対行くからね。」
と言ってくれて、数十分後には部屋に来てくれた。
夜中は特に不安定になりやすくて、よく歩けなくなったり声が出なくなったりした。たくさん困らせたけど、怒らずに手を繋いで部屋まで連れて行ってくれたり、布団をかけてくれた。
布団をかけて、背中をさすってくれたときすごく温かくて安心した。
声が出なくて泣いているとき、
「泣けたじゃん。よかった。よかった。」
と言って涙を拭いてくれた。
夜中死にたくてどうしようもなかったとき、頓服をもらいにナースステーションへ行くと
「どうした?」
と聞いてくれた看護師さんがいた。
死にたいと言っていないのに。
隣に座って話を聴いてくれた。途中で声がでなくなって固まっていると抱きしめてくれた。
「どうすれば、ここに詰まっているもの取れるかな?」
「話したら、あなたの世界が壊れると思ってる?壊れないよ。」
「明日の朝、おはようを言いに来るからね。」
と優しく声をかけてくれた。
受け持ち看護師さんは
「つらかったね。〇〇さんは絶対に悪くないよ。自分を責めなくていい。」
と言ってくれた。この看護師さんとは散歩中に雑談もしたりした。共有スペースのソファーに座ってテレビを見ているとよく話しかけてきた。いつも笑顔でいてくれて、楽しそうに話してくれた。私が不安定になっているときは真剣に向き合ってくれた。手の甲を傷つけていたとき、手を握って止めてくれた。
食後の薬の時間、忙しいはずなのに話を聴いてくれた看護師さんがいた。
私が過去のいろんなことをばーっと一気に話すと
「怖い嫌な人だけじゃないから。優しい人もいるから。諦めないで。」
と言ってくれた。翌日、話したことが他の看護師さんに申し送りされていた。
ある看護師さんから
「ねぇ、話聞いたんだけど。よく話してくれたね。つらかったね。〇〇さんたくさん過去の話とか辛い話をしてくれるけど大丈夫?つらくない?最初の入院の頃よりかはたくさん話してくれるようになったよね。殻を破った感じがする。」
と言ってくれた。その看護師さんは1回目の入院の頃からいた人。最初の入院のときの夜、ベッドの上で小さくなって震えていたとき助けてくれた看護師さんだった。
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書いてたら優しい看護師さんたちのこと、思い出しました。少し心が楽になりました。自分を大切にしようとしていた頃があったな〜と思います。
大切にしてくれる人もいたな。
たくさんいる患者さんの1人だから、忘れられているかもしれないけど。自分はずっと覚えています。どうしようもなく辛いときは看護師さんのこと思い出して頑張りたいと思います。
この経験を忘れずに、看護師になりたいです。