卒展まわりの生活録
数日前に公開されたAURALEE23-24AWの動画です。交差して捌けたのちセンターにスッと次のモデルがあらわれる構成のところが特にかっこいいですね。前後も音楽も良い。もちろん服そのものも好きです。1着も持ってないけどニューバランスコラボのたびにグラっときます。
わたしは鈴木春信の美人画の布の感じが好きなのですが、オーラリーには似た美学を感じます。あくまで私の個人的見解ですがオーラリーも鈴木春信もある程度普遍的なトピックスなのでどこかで既に言われてるかもしれません。そしたら握手したい。同担拒否っぽい人だったらせめて会釈したい。
ショーで起用されていた音楽はApple Musicで調べたらたぶん同じルートで調べた人々によって該当曲がアーティストトップに来ていました。人間のかわいさを感じます。人気店の前でちゃんと整列してる行列を見たときとかも人間のかわいさを感じます。
本当はこのタイミングで卒業研究についてまとめたいところですが、ここ数週間日常生活での呼吸どころ(半造語です。もうニュアンスが伝わってくれればそれでいいです。伝わらなくても差し支えありません。)が多かったので一旦散文的に一箱に詰めます。ぞろぞろしたとりとめのないことを一挙に書き留めておくことを箱に詰める行為だと思っています。
9日に妹の成人式がありました。妹が自動車免許をとって初めて助手席に座ったときに次いで、振袖姿に感極まりました。帰宅後は成人式で色々あったようで妹の彼氏の愚痴や友達の話を聞いていました。22歳と20歳になったなあと思う内容でした。近頃そういうことが多い。
13日頃から18日頃まで卒業制作の大詰めそして設営があり、前のnoteにも書きましたが大学・ホームセンター・ユザワヤ・恋人宅を行き来する日々でした。実家が大学から遠すぎるんですよね。この期間実家から薬を持っていくのを失念して(ありえない)かなり焦ったのですが、恋人の安心感のお陰か数日穏やかでした。18日は実家帰宅確定のことも合わさってか具合が悪くなり、4日薬飲んでないと流石にガタ来るな、とTwitterにもメモがありました。
作業着として服を用意していたので5日くらい連続で同じズボン(パンツ、と入力してから「5日くらい同じパンツ」は字面がちょっとまずい気がしてズボンと入力し直す)を履きました。途中1回洗濯してるんですが流石に(笑)すぎておもしろくなってました。彼氏にきったねー！！と言われたり友達に自分からきったねーのこれ！！と言ったりして青春の1ページでした。
この数日のうちに展示設営の手伝いに来てくれた妹が帰りがけ彼氏とはじめましてしました。ましたましてしましたましたしまた。妹が自分から初対面の人に会おうとするのは珍しいので嬉しかったです。
後ほど感想を聞くと彼も妹も互いに「あいつはきっと人見知りだ」みたいなことを言っていておもしろかった。観察眼鋭い。妹は頭の回転が早くて言動のファニーな女で、そして今の彼に感じる魅力のところは妹と似ています。そういえば、こんなに妹と同じくらい一緒にいてげらげら笑える他人うれし〜と思ったのが心の動いたきっかけだったな。
この時点で呼吸どころがもうぱんぱんなのに、卒展本番はこの次の週です。
19日に担当教授による講評があり、20-22で本番卒展期間。23.24に撤収があり、きょう25日といった流れ。いや怒涛…。卒展のことは卒制まとめnote(このあと書く予定)でまとめるので割愛します。24日には最後の学食を食べました。おいしかった。
もう卒業式まで大学に来ることがないなと思ったのでこの日ロッカーの中身も撤去したのですが、扉に貼っていた和田誠のマグネットだけ忘れて帰ってしまい、それに気づいたのは帰宅後でかなりしょげました。大きな魚が半分に割られているとても気に入りのものでした。R.I.P.。
23日で処方されていた薬を飲み切って、本当は24日にメンタル修理屋さんに赴きたかったのですが大学が爆破予告されました。瞬時に全ての人間が校舎から追い出されたので翌日も実家からはるばる撤収の続きをしに行き、帰宅後は完全に切れた薬と肉体的疲労、卒制終了の緊張が解かれたことが合わさって ＜＜＜＜＜＜完全終了＞＞＞＞＞＞ みたいな状態になりました。マジでなにもできず指一本も動かずといった塩梅で、化粧落としてシャワー浴びたのは翌朝(つまり今朝)でした。今朝も「脳ってこんなに重い？」と思いながらの目覚めでしたが、ベッドの中でメンタル修理屋さんのweb予約をしてしまうことで強制起床を遂行、昼過ぎには先生こんにちはを完遂したのでよかったです。錠剤と徐放剤の違いを説明され、新しい知識ーーと思いながら聞いていました。じょほうざい、初めて聞く語だったのでどういう漢字ですか？と聞いて教えてもらいました。人の名前とか初耳の熟語とか、はじめに漢字を知りたくなります。
メンタル修理屋さんでされる話はいつもどこか他人事のように感じてしまうのは脳の防御反応なのかなとぼやぼや考えつつ病院を後にし、量が倍になった薬をもらいに行きました。この ぼやぼや という語、調子が芳しくないながらにあれそれ考えが浮かんでは消えゆくのをうまく表わせる点で最適な感触があります。大学卒業、そして社会人になる年なので強制的に変化が多いことが予想されかなり不安ですが、できるだけ穏やかに過ごしたいですね。
帰りがけに化粧水とシャンプーを買います。近ごろ無印の化粧水のいちばんちいさいサイズのを買って順番に全種類コンプリート大会を1人でやっていたのですが、あまりの寒さに駅ナカの西友ですべての買い物を終わらせたい衝動に負けて肌ラボの白潤買っちゃいました。無印の化粧水は敏感肌用、クリアケア、エイジングケアの順で使ってみて、クリアケアが良さげでした。緑のボトルのなんとかオイルみたいなのを残して途中棄権。次のターンでコンプリートできたらと思います。
(おわり)
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