性別と友人と肉
2020.07.25
この職業をしていると月日の流れを感じにくい。あっという間に夏。
ちゃんと日付を書こうと思う。
兵庫から友人が帰省した。
1年ぶりに帰ってきて地元の友人と昨晩も遊び倒したという話を聞いた。
今日は肉が食べたいと言うので焼肉を食べに行くことにした。私も友人も車を持っていないため3キロ先の焼肉屋までこの暑苦しい中歩いた。体力より暑いという事が1番辛かった。
焼肉屋の店員が元同級生だった。
なんだか変な気分だった。特に当たり障りのない会話をして食事をした。
私は牛肉が食べれないと言っているのだが、友人が黒毛和牛のカルビ?を頼んで食べさせてくれた。とても美味しかった。
あれ私牛肉食べれんじゃんって調子に乗ったら普通にトイレの女神様になるところだった。やっぱり高いお肉は美味しいのね。20歳にしての気づき。
ところで話は変わるが友人は男で私は女である。
恋人ではない2人が焼肉を食べたり同じグラスで飲み物を共有するのは変なのだろうか。
もちろん彼にも私にも恋愛感情は存在しない。
本当に気の合う友人である。
性別とは難しくて男女の友達でお互い恋人がいないのなら気のまま遊べるのだが、いる場合はどちらかが煙たがられる存在になってしまう。
しかし不安になるのも嫉妬してしまうのも仕方ないなとは思う、私も嫉妬くらいしてしまうのだから。
難しいな、私も男なら良かっただろうか。
そんなことを思いながらの帰り道友人が言った。
俺、女の方がよかったな。生まれ変わったら女になろうかな。
唐突だったもので「なんで?」と聞くと
俺「かわいいね」とか「細いね」って言われるやん?それならいっそ女の子に生まれて。褒め言葉として言われたい。男やと嫌味言われゆうみたい。
確かに。
私も無意識にこの友人に対して「可愛い顔しちゅう」とか「ひょろひょろじゃ」と言っている
それは決して嫌味ではなく褒め言葉、男の人にしては女顔できゅるるんとした可愛い顔の男なのだ。そして食べても食べても太らない体質の彼は周りと比べてかなり細身体系(羨ましい)。要はスタイルがいい。
(最後のは少し嫌味かもしれん)
理由は違えど女も男になりたい時や男も女になりたい時もあるんだなって思った。
そんなこんなで焼肉を終えた2人はTSUTAYAで時間を浪費し帰宅した。
できれば性別なんかに囚われずこの先も仲良く肉でも酒でも一緒に楽しめていけたらいいと思っている。
とても美味しかった。
これは美味しいオイキムチ
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