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columNS classic vol.1〜N/S高新聞Twitterで連載しているコラムのアーカイブ&制作の裏側〜

文=青西04

N/S高新聞公式Twitterにて連載されているコラム、通称 columNS!
早いもので連載六回目をとうにすぎまして、過去回を見るためには、相当ツイートをさかのぼらなければならないようになりました。 
そこで、アーカイブをまとめた記事を作ることに!
アーカイブ特典として、これまでの各連載を作者本人が振り返っての感想もついています。(ひょっとしたらコラム本文よりも長い感想です。)
コラムを読んだことがある人はもちろん、コラムを読んだことがない人も、ぜひ読んでもらいたい記事です! (これを機会に、毎月第二第四木曜日に更新されるコラムも読んでもらえたらさらに嬉しい!)

連載第一回目

画像をTwitterに投稿する形で連載をしている。

始まりましたね。記念すべき第一回目。
このコラムの連載はもともと、noteに記事として投稿することを考えていました。
ですがスタッフさんと相談したところ、Twitterに投稿した方がより多くの人に見てもらえるのでは、ということになり...。現在の形にいたりました。

中学生のころ、毎日短い日記を書いて先生にみせるという宿題があって、
三年間の担任の先生3人ともに「楽しみにしている。」と言ってもらえていました。
そう言ってもらえたら楽しくなってきちゃうものでして、
ひょっとしたら自分は文章を書くのが好きだし、得意なことなのかもと思うようになりました。
それを、N/S高で活かすにはどうしたらいいんだろうということで、「コラム」や
「N/S高新聞」に白羽の矢がたち、晴れて新聞委員会入会を果たすのです。
言ってしまえば、最初からコラムの連載がしたいがために新聞委員になったようなもので(笑)。
入会後、スタッフさんと連載について相談しているときは、とにかく連載させてもらいたい一心でした。
でもそもそも、どんな伝え方をしたらいいかとか、どうすればみんなに読んでもらえるか、何を伝えたいのかとか全く考えがなく、ただ何かを書きたい、という気持ちだけだったんです。
だから、いざ許可をもらえて連載が始まるとなった時に、「あれ、自分って何が書きたかったんだっけ。」と、ものすごく焦りました。
衝動的に行動を起こした自分の単純さを悲しく感じた記憶があります(苦笑)。

加えて画像での投稿なので、一枚に無理なく収まる量で、これからの連載も面白そうと思ってもらえる文章にしなきゃいけない。
「これ、続くかな(汗) 。」というのが、第一回目を作り終えての率直な感想でした。

連載第二回目

「画像一枚に収まる文章量で書く」という、自分で決めたルールをまだ守れてますね(苦笑)。

中学生のころは、クラスであった面白い出来事とか、クラスメイトのくせなどのネタがいくらでも転がっていたので、書くことに困るという経験をしたことはなかったんです。
でも、N高にネットコース生として入学して、本当に事務的にしか人と関わることがなくなってしまって。
事前に頭では予想していたことなんですが、一度もそういう体験をしたことがなかったからかなり衝撃的でした。
毎日通うところがないって、こんなによるべない感じがするんだあって(苦笑)。
そんなことなので書きたいネタなんてあるはずもなく。
「せっかく連載が始められたのに...。」という失意の中で、「そうか、こういう気持ちを発信することでこそ、同じ心境の人に共感してもらえるんじゃないか。」と、思うままに書いてみました。連載二回目にして苦し紛れに書いた回です(苦笑)。

テーマは桑田佳祐(苦しみの中でも余裕がある大人の代表格みたいなイメージ)!

あーあ、一枚の画像に収まらなかった(苦笑)。
コラムは毎回、文字数との闘いなんです。

この頃から、どんなデザインが目を引きやすいのか、どんな背景画像だったら文字が見やすいかということに悩み始めます。
canva(※)にも慣れていなくて(苦笑)。この回はバイトのイメージにぴったり、かつ文字が見やすい背景画像が見つけられず。屈辱の白背景での投稿になってしまいました。白は白でも一色じゃなくレンガ模様というところで地味な抵抗をしていますね(苦笑)。

※ デザイン作成ツール。コラムの画像はこのツールを使って作成している。

連載第四回目

ここらへんになってくると、もう「画像一枚に収まる文章量で書くルール」を守る気ゼロですね(苦笑)。

よりたくさんの人に読んでもらうにはどんなことを書いたらいいんだろう、ということを初めてちゃんと考えて書いた回です。
今までにたくさん閲覧されたN/S高新聞の記事には、「実用的」という共通点があると感じていたので、「実用的」をテーマに書きました。
ここまで ”ねらった” 文章は初めて書いた気がします。
これは結構、屈辱的でした。「自分が書きたいことより、人が読んでくれそうなことを優先するなんて!! 」  と(苦笑)。
でもそれって独りよがりだよなあと反省して、心を入れかえたのです(つもり)。
それと同時に、「自分が好きなようになんて全然書けないじゃん(プンスカ)!! 」  と、誰のせいでもないひたすら自業自得であるだけの、フラストレーションを抱えたりもしました。

でも、初めてのオフライン体験が楽しかったのは、狙いでも何でもなく本当で、会場から家に帰る電車の中で、興奮を抑えきれずに一気に書きあげた記憶があります。

連載第五回目

体育の日スペシャルということで、スポーツについて思うことを書いた回です。

実は、この回の構想は夏ぐらいにできていました。
ちょうど連載の二回目が終わったぐらいですね。
その時は、「連載までさせてもらって、自分って何が伝えたいんだろう。」ということや、「自分が書きたいだけの内容じゃ、みんなに読んでもらえなくて....。でも、自分が書きたい内容じゃないと面白く書けている気がしない。そのバランスってどうやってとったらいいんだろう。」といったことに悩んでいました。
そこで気分転換にと散歩に出て、素振りをしている人に遭遇したのです。
「これは...書けってことなのか....?」とあわてて家に帰り、筆をとった次第です。

そこから約2ヶ月寝かせて投稿した後に、受験勉強を頑張っている新聞委員会の先輩に、「面白かった! 」と言ってもらえたんです!
「何かに向かって頑張っている人に、面白いと思ってもらえる文章が書けたんだ...。」と、涙した記憶があります。大事な回。

連載第六回目

これも大事な回ですね。
ようやくコラムの愛称を決定して、お知らせすることができました!
愛称ができて、はじめてちゃんと「連載をやってるんだ! 」という気持ちになれた気がしています(苦笑)。
「columNS」、めちゃくちゃかっこいいですよね。素敵な名前に恥じないようにしたいと思っています。

愛称が無事に決まったときは、「これで本当に連載し続けることになるんだ...。大丈夫かな(汗)。」という不安と、「ちゃんと決まってよかったな...。」という安堵がいりまじっていました。心穏やかにコラムを書けたことは、今のところ一度もない(苦笑)。

このキラキラの背景、文字が見やすいのに地味にならなくてお気に入りです。
テーマは「無事、愛称決定できてよかったセレモニー」!

作者から、ここまで読んでくれたみなさまへ

私はものすごく筆圧が強くて。
誰かに何かを伝えたいという思いが筆圧の強さに表れている、というふうに自分では解釈しているんですが(苦笑)。
しかし、現代はデジタル社会。
コラムや記事も、もっぱらパソコンでぽちぽちと制作しています。
そして、私の生来の筆圧の強さ(=思いの強さ)はデジタル上だと、文章の長さに変換されるんですよね(笑)。
今回も、例にもれず長い文章になってしまいました。
ここまでたどりついてくれたみなさま、本当にありがとうございます!
読んでくれる人あっての記事であり、コラムです。
受けとってくれる人がいてこその伝えたい思いです。
そのことに気づかせてもらえたコラムを、これからも大事に連載していきたいと思っています。 いつか、あなたに刺さるコラムが書けたら。青西でした!

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