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仕事が出来る人を見つけ育てる


仕事が出来る人の特徴である片鱗を見つける
これまで、永らく仕事をしてきていますが、一緒に仕事をしたとき、この人出来る人かも?と思うことがあると思います。そういったことを私なりに感じたこと経験したことを書いてみます。いわゆる、片鱗を見つける。
『仕事が出来る』人の定義としていろいろありますが、ここでは段取りが良い仕事をする人とします。
いくつかのポイントが該当すると出来る人と見ています。
プロジェクト業務に当てはまり、業務がルーチン化しているところには該当しないかもしれません。

片鱗のポイント
・レスポンスの速さ
  ⇒ メールの回答
・仕事を依頼すると必ず目的を質問してくる
  ⇒ 目的と手段を理解する
・優先順位のつけ方が上手い
  ⇒ 何をどの順番が効率よいか考えている
・思考が深い
  ⇒その手順の理由説明が出来る
・時間の使い方が上手い
  ⇒ いくつかの仕事を切り刻んで進める
・学習している
  ⇒ 情報収集して抽斗の数を増やしている
・自分自身のできること出来ないことを理解している
  ⇒ 自分の能力把握ができている
・次に使えるように準備している
  ⇒ 今回の反省点を振り返り記録する
・ファイリングの仕方
  ⇒ 欲しい情報が直ぐに取り出せる
・記憶力の良さ
  ⇒ 詳細は覚えなくとも概略は記憶している
・そのことは誰に聞けばよいか知っている
  ⇒ 社内ネットワークを理解する
・行動力がある
  ⇒ 知らないことに出会っても行動力でカバーしてしまう

見つけたら育てる環境を作る
幾つか該当する片鱗を見つけたら、本物か見定める環境を準備して新しいプロジェクト業務を与えます。
その仕事の目的とか役割とか全体像を掴むか様子を見る。
もし掴むことが出来ないようであればヒントを出す。
掴めれば業務遂行が出来結果を残すことが出来ます。
これを繰り返していくと、本物の仕事が出来る人が育ちます。
こういった片鱗の持ち主は、キチンと挑戦できる環境を用意してあげないと物足りなくなって辞めたり、他の職場に移ってしまう。

但し、中々このような人物に巡り合わないですね~。
100人中に1人くらいかなと思います。

育て方の一つの方法
仕事が出来る人は『本質を掴むスキルを身につけている』と言えます。
仕事の進捗状況の報告時にいくつか質問する
・どんな情報が必要になるか
・ファクト
・データから言えることは
・なぜ、そう考えたか
・他の考えはないか
・貴方はどうしたいのか
これらを繰り返していくと、思考が深くなってくる、元々持っている本質を掴むスキルもあるから、仕事が出来る人に育ってくる。

仕事が出来る人と一緒に仕事ができると、ホントに楽しくできるものです。呼吸するように仕事が出来るようになります。

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