G7(HIROSHIMA)はウクライナ一色になっているが

岸田総理は選挙地盤が広島であり、G7の会場を広島に設定し、核兵器廃絶への小さな一歩を踏み出す予定であった。被爆者やその支援団体はG7の参加国の首脳を平和公園や原爆資料館に招いたことに期待が高まった。原爆資料館を出た直後のバイデン大統領の表情に原爆の悲惨さを理解したように見えた。今、「原爆の世界史 開発前夜から核兵器拡散まで」を読んでいる最中です。一旦手にしたおもちゃに心を奪われた人間はそれを素直に手放すようには見えません。北朝鮮の指導者は米国やその協力国家を)と中が道具として核兵器やそれを目標に誘導するシステムまで開発してしまった。まだ、ピンポイントで目標を攻撃するレベルに達していないが破れかぶれになれば、我が国の原発に向かうことは必至でしょう。
今朝のTVに出演していた宮家氏が今回のG7はこれまでにない位、議論すべき話題がてんこ盛りで且つ、複雑な様相を呈している。歴史に残るG7になる予感がすると言っていた。
G7と言えば、米ソ英仏独日中だったと記憶しているが、ソ(露)と中が不参加では事態の収拾は無理な気がするので、悪い意味での歴史的G7となる予感がする。
以前、BRICSと言われていた開発途上国はグローバルサウス諸国と言う看板を掲げてG7の討議に参加している。
さらに韓国の大統領も参加したので迷走の度合いが高まった。
核兵器は誤って発射ボタンを押さなければ直接的な問題とはならないが、気候変動(地球温暖化)は着実に歩を進めている。5月上旬に真夏日の気温を記録することに「ゆでカエル」状態の対応で良いのだろうか??
小中学校の普通教室の全てにエアコンを設置したが、通学中の暑さ対策は大丈夫なのか?? 特に小学生は大きくて重いランドセル、道具セット、タブレットが熱中症の引き金になりそうです。
最大のハプニングはウクライナのゼレンスキー大統領がG7に参加して、ロシアに対抗するための支援を訴える演説(裏では会談)を行うことです。ウクライナ問題の難しい点は「外国を侵略していない。国内問題にNATOが首を突っ込んだのだ」と考えていることです。この点は中国が「台湾や香港やチベットや新疆地区に圧力をかけていると考えず、国内問題だ」としている考えと一致する。
我が国に適用すれば、アイヌ民族や琉球民族(沖縄?)に対する日本政府の対応に似ているが。


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