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2年目ナースの悩み

なんで毎日こんなに暑いんでしょう。私の地区でも昨日は37℃あったとか…。こんなに暑い中甲子園では高校球児が試合してると思うと、本当に頭が下がる思いです。熱中症には本当に注意です。

この暑さも考えものですが、暑さとは別の悩みが同僚から聞かれました。

「がんの末期でもう残された時間がないのに、自分は何もすることが出来ず辛い。今後のこと、患者の思いを聞かなきゃいけないのに、避けてしまっている。看護師として向いてないのかな。」

この同僚の悩みはまさしく私の悩みでもありました。病棟にはがんの患者が大勢いて、何人かは私の担当です。いつか迎えるその時のことを考えることは、患者を追い込むのではなく、残された時間を有意義なものにしてあげたいという思いがあります。

しかしそれはとても繊細で、大切なこと。そんな簡単に分かるものではありません。患者の話を聞くスキル、本当の意味での傾聴の心が求められるのだと思います。一方で学生時代カウンセリングスキルの一端を学んだことがありますが、小手先のスキル以上に必要な何かがあるのだと感じます。信頼関係?経験?まだわからないことだらけです。

一人一人の患者さんは今を必死に生きようとしており、看護師として何が大切か考え続けなければそう簡単に答えは見つからないと思ってます。今できないことに挫けず、諦めないよう毎日心を踏ん張って向き合っていきたい。そう思います。



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