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第1025号【じじいのひとり言】《脳錯覚の世界》2022.9.8.

最近、駐車スペースの白線に一発で真っ直ぐ停められないことが増え、これも歳のせいかなと思うことがあります。そのたびに「逆走運転予備軍になってきたのではないか」と少し心配にもなります。真っ直ぐ停めたつもりで車を降りてみると、やっぱり曲がっている… 皆さんは、駐車場の白線に一発で真っ直ぐ停められますか?

人生の設計を一つ一つ進めている。先週も着実に物事を進めてきた。やるべきことを“ちゃっちゃ”とこなし、常に「ゆとり」を持ちながら、「悪いストレスゼロ」を目指す生き方を意識している。この「ゆとり」と「悪いストレスゼロ」の状態だからこそ、新しい世界に挑戦できるのだ。先週も成果をしっかり確認し、時間の流れさえ早く感じた。「ゆとり」と「悪いストレスゼロ」の生き方は、脳の錯覚の世界から生まれるものだ。

あなたは今日の朝、1日の「幸福のカード」または「不幸のカード」を引かなければならない。もちろん、どちらが幸福か不幸かは分からないカードだ。

1日目に「幸福のカード」を引く確率は50%だ。2日目の朝は、1日目に「幸福のカード」を引いた人のみが引く権利があるとすると、2日続けて「幸福のカード」を引く確率は25%になる。連続で「幸福のカード」を毎日引き続ける確率は非常に低い。これは「幸福のカード」を引き続ける人の視点から見た確率だ。

しかし、見方を変えて「不幸のカード」を引くことも人生の大切な経験だと考えると、2日連続で「不幸のカード」を引く確率も25%で、乱暴な計算をすれば、残りの75%は「幸福のカード」が残っていると言う事になる。「不幸のカード」を引いてしまったときは、それを「チャンスカード」と考えることもまた楽しいものだ。これが脳錯覚の世界だ。

自分が感じる幸福や不幸の定義は、他人に決められるものではない。自分がそれを幸福か不幸かどう感じるかで、人生は大きく変わる。今週、もし「不幸のカード」を引いてしまったら、自分を変える「チャンスカード」が到来したと考えよう。これが脳錯覚の世界だ。

脳とは単純な臓器であり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの感覚器と神経を通じて脳に情報が伝えられ、さまざまな判断を瞬時に下すという反応をしてしまう。その一瞬の判断は、それまでの経験や体験に基づくことが多く、新しい経験や体験を積まない限り、脳は成長しない。しかし脳とは不思議なもので、経験していないことでも、できると錯覚してしまうことがあり、それが脳錯覚の世界とも言われている

◇不得意も、見方変えればのびしろだ。

◇駐車場、下手な車庫入れ教習生。

さあ今週も頑張りますか•••

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