第1029号【じじいのひとり言】《白黒思考》2022.9.29.
祝 ジャイアンツ2024ペナントレース、4年ぶりセ・リーグ優勝おめでとうございます!長門先輩、今年は頂きました。次はクライマックス、日本シリーズも優勝だ!!! 乾杯! そして、私の思想の一つである「トップリーダーが変われば新しい風が吹く」を証明してくれた阿部慎之助監督、就任1年目での優勝ありがとう~
早いもので9月も最終日曜日を迎え、10月が目の前に迫ってきました。先週もコミュニケーション質向上セミナーのご依頼をいただいたり、また、6月頃から始めた機械再生プロジェクトの打合せをしたり、予期せぬ事態の発生の対応に仕事の面白さを感じたり、若い世代のみなさんの活躍と一緒にお仕事ができる事に、私自身が充実した仕事をさせて頂いています。そして、いよいよこの機械再生プロジェクトも、第1号機の組立作業の段階まで進みました。10月末には試運転もできそうです。これからの若い世代のみなさんの活躍、未来がとても楽しみです。
自分のやりたいことに人を巻き込むよりも、他者のやりたいことを応援する仕事には人手不足の心配もなく、プロジェクトの成功確率も高くなると感じています。物事を決めつけず、柔軟な相対的思考を持つことが非常に大事な時代なのでしょう。
相対的思考の反対の思想は、絶対的思想、白黒思考などと表現されます。特に白黒思考は、物事を単純に二極対立で捉える傾向や思考パターンを指します。この考え方では、物事や意見を白か黒か、善か悪か、好きか嫌いかのように、中間のグレーゾーンや、多様性を認めることが難しくなります。しかし、現代社会では、多様性が重要視されており、このような二極化した思考では、十分に対応できないことがあります。
コミュニケーションにおいても白黒思考が強い人は、他者の意見や視点を無視するだけでなく、貴重な情報や自己成長の機会をも逃してしまいます。その結果、組織やチームでの協力が難しくなります。コミュニケーションにおいて組織のリーダーに求められる役割は、組織の哲学やビジョン、目標、方針を明確に伝え、メンバーからのフィードバックや新しい意見を相対的思考で受け入れることです。白黒思考では、この時代においては悪い分断を生み出す可能性が高く、人間の感情を考慮すると、一度分断した組織やチームを元に戻すことは非常に困難です。
このような分断を生まないためには、白黒思考ではなく、柔軟な相対的思考を重視し、優れたバランス感覚を持って適切な判断を下すことが求められます。折しも先週、自民党の総裁選挙が行われ、5回目の挑戦で、これまで本流ではないアウトサイダーとされてきた政治家が当選しました。この結果は非常に興味深いものです。近々、内閣総理大臣に指名される予定ですが、内閣総理大臣としては、白黒思考から脱却し、相対的な思考と倫理的な判断を持ち、いんちきな政治や既得権益に固執した政治とは決別していただきたいと考えています。
◇論客の、党首討論楽しみだ。
◇投資とは、白黒思想で勝負する。
さあ今週も頑張りますか・・・
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