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確定申告を自分でするメリットは、計画性が身に付き、そしていろいろなことが学べることでしょうか

計画が浮かぶ構造か

私は計画性がない生き方があまり好きではないようです。だいたいにおいてやるべき仕事や作業などの計画を頭の中に立てて生きてきました。頭の中に立てて、というよりは、自然と頭の中に浮かんでくるようなのです。理由はよくわかりませんが、それに従っていろいろなことをやっていくほうが、心地よいのです。いわゆるドーパミンが出ている状態なのでしょう。不思議としか言いようがありません。
それで人生がうまくいくかというと、必ずしもうまくいくわけではありません。そこが人間のむずかしいところでしょう。

反対に、急な仕事を増やす、あるいは、はじめからわかっていることをやっていないといった人たちには、どうしても厳しくなります。部下は、大変だったかもわかりませんが、計画的に仕事を進めることではやく帰宅できますし、有給休暇も積極的に取得できます。
こうすることで私自身の気持ちにゆとりができ、安心して新たな仕事に取り掛かることができました。もちろん、部下たちは喜んでいました。時間外労働が削減でき、生産性を高めることができます。
とくに管理部門のようなコストセンターでは、私を含めて従業員の仕事の計画性は非常に重要な要素です。これが徹底できるかどうかがカギですが、多くの企業では、計画性がないまま仕事をしており、社員の不満が多く、当然ですが、生産性は低くなります。

私が確定申告までにすることとその理由

私自身が個人事業主ですから、毎年確定申告をおこないます。先ず、請求書や領収書の記帳は、毎月おこなっていますので、今年の売上や利益は、月別に把握することができます。ただし、個人事業主の場合、家事按分がありますから、月次試算表を出す場合、家事按分用の計算式を入れたExcel に出力します。こうすることで、大枠で経費の数値を把握することができます。

今頃の季節になると毎年確定申告のための準備を終了しています。
そして1月25日前後には、ほぼ確定申告ができるように準備しています。このようにはやめに私自身の確定申告の準備をするのは、お客様に迷惑がかからないようにするためです。
もっとも、私のお客様は、毎月請求書や領収書等の送付をしてくれる方たちばかりですから、1年に一度まとめて伝票等を計上することはありません。当然、毎月試算表を出して送っております。
現在、個人事業主様が三名、法人のお客様三社と契約していますが、法人のお客様の場合は、2月、3月、8月決算ですから、決算等の記帳には若干余裕があります。
他方、個人事業主様の決算は、毎年、私と同じで12月決算になります。お客様に迷惑をかけないために、私自身の決算をはやめに終了させて、確定申告の準備をしておきます。

毎年、11月頃に確定申告に必要な書類の準備とその確認をすることになります。

・生命保険料控除証明書
・火災保険料控除証明書
・固定資産税都市計画税納税通知書
・国民健康保険税納税通知書
・介護保険料額決定通知書
・公的年金等の源泉徴収書(2024年1月頃到着)
・医療費控除明細書(アプリで毎月作成)
・その他必要な書類

私は、確定申告の入力をやよい青色申告オンラインでおこないますが、、当該年度の確定申告書の仕様が確定するのが、毎年1月下旬ごろでしょうか。しかし、事前にデータを入力しておくことができますから、可能な範囲で上記書類の金額などを入力しておきます。やよい青色申告の仕様が確定し後、すぐに最終チェックをおこない、確定申告受付開始日の2月16日にやよい青色申告オンラインからe-taxデータ連携をおこない確定申告を終わらせます。
やはり、仕事をしている以上、お客様にいかに迷惑をかけないようにしておくかが大切です。そのための計画性です。
仕事をしていてよい理由は、この計画性が身についていくことかもわかりません。また、残念ですが、計画性がない経営をされる企業が長い時間軸でみれば、成長することはありません。そうならないための第一歩が毎月の試算表の確認なのです。

いろいろなことが学べるチャンス

自分で確定申告をするといろいろなことが学べます。医療費控除などは、会社勤め時代にはよく理解できていませんでしたが、自分で申告するようになると、先ず学ぼうとします。そのことから多くの知識が身についていきます。今年は、インボイス制度が導入されたことで課税事業者へ変更しました。これまで免税事業者を選択していましたから、消費税申告はしていませんでしたが、今期から消費税申告をします。しかし、やよい青色申告オンラインを利用することで消費税申告は簡単にできます。
このようにデジタル化は、私のようなめんどくさがりでマニュアル処理が嫌いなタイプの人たちには多くの恩恵をもたらしてくれます。
細かな勉強が苦手な私にとってシステムを活用すれば、直観的に作業ができることがデジタル化の大きなメリットでしょう。
ことわざではありませんが、何事も「先(ま)ず隗(かい)より始(はじ)めよ」でしょうか。
ここには書きませんが、確定申告は、ほんとに多くのことを学べるチャンスなのです。

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