キッズくんとムニちゃんと別れの遠吠え

普段はのんびりしているわが家のマギーは、お正月に帰省してきた息子たち夫婦と愛猫二匹のおかげで、本当ににぎやかなひとときを過ごすことができました。キッズくんは、自分の家のように自由奔放に家の中をお歩きまわります。マギーは、なすすべなくみているだけでした。それでもいつもと違い猫ちゃんたちがいることで犬の本能を呼び覚まされるようで、二匹がいる間中興奮状態でした。
昨日の朝、息子たちと猫ちゃんたちは帰っていきましたが、帰り際、マギーはこれまでみたことがないように遠吠えをあげていましたから、息子たちと猫ちゃんたちと別れるのがわかるのかもわかりません。
不思議な光景でした。

動物たちでも、ある時間をいっしょに共有したのですから、お互いを意識していることは間違いないでしょう。マギーは、キッズくんとかなり接近することができるようになりましたから、お互いの距離感が縮まり、双方の意識はさらにあがっていたのではないでしょうか。

キッズくんは、家の中を歩き回ると同時に、私たち夫婦のところへも頻繁に近寄ってくれるようになりました。もともと好奇心旺盛で活発な猫ですが、争うことを好まず、みんなと仲良くできる猫でしょう。人の心を落ち着かせてくれるとてもやさしい猫のようです。

キッズくんやムニちゃんが帰った後、二匹がいた部屋へいく、とマギーが私に合図します。部屋へ連れていけば、あらゆるところに二匹のにおいが残っているのでしょうか、時間が経つのを忘れたように、においをかいでいました。犬にとってにおいは、相手を認識する強力なツールなのでしょうか。ふとんのなかまで入り込んでにおいをかいでいました。
あまりににおいをかいでいるので、途中で中断させて、１階のマギーの部屋へ連れかいりました。それでもまだ気になってしょうがないようです。

当分、においをかぎにいくことに付き合うことになるのでしょう。マギーの本能ですから。。。
いずれにおいも薄らいで普段のマギーに戻るのかもわかりません。夕方には、いつもマギーの姿に戻りつつあります。穏やかな生活にすぐに慣れていくのではないでしょうか。
それにしても、これまではおとなしいとばかり思っていたマギーの遠吠えに驚きました。このような一面があることを知ることができました。また、階段もあっさり上ることができることもわかり、案外、運動能力は高いようです。私たち夫婦が制止していたので階段を上がらなかっただけのようです。
さっそく、けがをしないように階段の手前に柵をおいています。マギーは階段を上るでしょうから、けがをさせないようにするの私の責任。

マギーと私たち夫婦と楽しい犬生と人生が続くように、リスクをかんがえながら先手を打ってけがをさせないようにすることで、私たちとマギーのゆかいで楽しい生活は続いていくのだと思います。