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私が離婚されなかったわけを探してみる

私のような適当男が離婚されなかった理由は、なんなのだろと考えていましたが、いくつかそのわけがありそうです。
もっとも、妻に聞けば、子供たちがいたからよ、と。。。
なんともあっさり、と告げられました。

妻非公認ですが、私なりに離婚をされなかったわけを考えてみました。
最初の理由は、転職を繰り返しても給与をきちんと入れていたことでしょうか。それでも、飲んではカードで支払うため、その支払いがくれば罵声や怒声が尽きることはありませんでした。これは、むしろ離婚の動機になるものでしょう。実家に帰られたことも。。。

次の理由を考えてみると、飲んだくれているのですが、会社へはきちんと出かけ仕事をしっかりしたことでしょうか。これもあっさり、当たり前でしょう、と言わるでしょう。そんなの他の家庭でも当たり前でしょう、と切り返されたことを思い出しました。

なかなか離婚をされなかった理由を探すのがむずかしくなりました。
最後に残っている理由としては、私は比較的きれい好きですから、家の中のそうじ、お風呂のそうじ、トイレのそうじなどをよくします。仕事がない休日や年末、5月のゴールデンウィークなど家にいれば、よくやってきたように思います。
また毎年、庭木の剪定、芝刈りなどは、枝や芝が伸びたりすれば、こまめに手入れします。今年などは、暑かったので剪定回数や消毒回数、あるいは芝刈りの回数がとても多かったのですが、きれい好きな性格からか、きちんとやらないと気が済まないのです。この点は、暑いのによくやるね、と妻から感心されます。最後に、倒れないでね、と一言。

もっともらしいの理由は、二人でいれば贅沢はできませんが、年金生活でそこそこ暮らしていけること、私がまだ働いているので妻は自分の時間がもてるといったところでしょうか。さらに愛犬マギーがいますから、彼女が私たち二人の間の仲をとりもってくれているのかもわかりません。
それにしても会社生活から足を洗ってからのほうが、妻とは仲良くやれているように思えます。
お酒は飲まない、外泊はしない、家で仕事をしているので問題を起こすこともありません。実は、これが本当の私なのですが、妻に認めてもらえることは、残念ですが、死んでもないでしょう。

一昨日は、家の床と壁などの水拭きを独りでもくもくとやり抜きました。昨日は、まだ、カビなどないわよ、と言われるのですが、私の心の中にはカビがみえるのです。そしてお風呂のそうじを徹底的にします。きれいにすることが好きな私は、妻には重宝されているような気がします。まぁ、私がそうじが好きなだけなのですが。
さすがに一昨日は、「ご苦労様でした」と言われました。年に1回言われることがあるか、ないかでしょうか。天にも昇るうれしさを感じるのです。
妻は、言葉を出すタイミングが実によく、いつまでも余韻が残ります。
また、がんばろうと。
妻にとって私のコントロールなど朝飯まえでしょう。。。
こうして二人の人生は、まるでなにもなかったように続いています。これもまた、夫婦のおもしろいところでしょうか。


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