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ペットも病院との相性は大切だ

「銀ちゃんへ ゆっくり休んでね」

どうぶつ病院から自宅にお花が届きました。
白い花束の中の「メッセージカード」を見て
ここの病院にお世話になって良かったと思った。



ペットショップで一目ぼれした柴犬の赤ちゃん。
抱っこさせてもらったら、ぶるぶる震えていた。

「臆病な子なんです」

店員さんのひとことで
家に連れて帰ろうって決めた。


近所の人から「犬を飼ってたんだね」って言われるくらい
普段は全く声を出さないのに
爪を切るだけで「この世の終わり」くらい叫ぶ。

病院がとても怖いようだ。

どうぶつ病院に着くと
必ずおもらしするし
車から降りようとしない。

なんとか病院の入口まで連れてきても、
踏ん張って進もうとしない。
最後は抱っこして病院に運び込むことになる。

ついに病院へ着くと
叫ぶように吠えるようになってしまった。

そんなことがあって
どうぶつ病院を2度替えました。

「臆病な子」だから仕方ないと思っていた。

ところが3件目の病院では、
進んで病院に入っていく。

先生も、スタッフさんも大好きなようだ。

爪を切るときには、やっぱり騒ぐけど、
それでも嫌がらずに、通ってくれていた。

以前の病院は「嫌い」で
今の病院は「好き」なんだね。

人間と同じなんだよね。

もっと早く気づいてあげられたら良かった。


大きな病気もなく17年一緒に過ごしました。
半年間の「介護生活」を経て、
この春に永い眠りにつきました。

愛犬のもふもふした体を撫でることができなくなって
寂しい気持ちで毎日を過ごしていたから

愛犬のために届いたお花に
私のほうが慰めてもらったようです。




大通どうぶつ病院
新潟市南区大通西954-8
9:00~12:00
16:00~19:00
休診:日曜・祝日・水曜午後
TEL:025-378-4822

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