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【開催レポート】ライオン株式会社と挑戦!新商品企画プロジェクト

角川ドワンゴ学園では、生徒に様々な興味関心を深めたり発見したりする機会を提供すべく、幅広い分野の専門家や有識者をお呼びして、いろいろな講演を実施しています。
 
2022年7月27日から8月22日にかけて開催したのは、「LIONと挑戦!新商品企画プロジェクト」。ライオン株式会社様[1] [2] [3] (以下、LION)をゲストに迎えて、1カ月のプロジェクト学習型ワークショップを実施しました。
今回のワークショップはLIONのオーラルケア研究所の皆様をお招きして、製品開発についてお伺いし、実際にグループで新製品のプレゼンテーションを行いました!

ゲストの紹介

ライオン株式会社 オーラルケア研究所の皆様

LIONって?

LIONはハミガキ、ハブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品等の製造販売を手掛ける日本の大手生活用品メーカーです。

プログラムの概要

今回のプログラムは夏休み中の10日間(約1カ月)かけて行われ、LIONの社員の皆様の特別講演加え、実際に生徒が考案した新製品やサービスのプレゼンテーションが行われるなど、濃密な時間となりました。LIONの皆様からは、普段の商品開発に関するフローや、開発時に大切にしていることなど、実際にLIONで働いている社員の皆様でないとわからない、大変魅力的なお話をしていただきました。

 

画像はワークショップの様子

ワークショップでは生徒たちがグループに分かれ、各グループの考え出した新商品のプレゼンテーションを準備しました。準備期間では特別講演で説明されたことを生かし、本気で新商品開発に取り組む生徒の姿が見られました。指定のテーマに合わせて各グループ内での簡単なアイデア出しから始まりましたが、どのグループも何十個もアイデアを生み出し、学園が用意したワークシートを真っ黒に埋めていました。

その後のアクティビティにおいては、ワークショップ本編以外の時間でも生徒たちは新商品プレゼンを完成させるため自主的にオンライン上で集まり、熱心な様子でした。最終回には、LIONの社員様方による各グループのアイデアへの評価が行われましたが、5グループ中最優秀賞は2チームあり、「どのチームも甲乙つけ難く大変迷った」「それぞれ社員の『推しグループ』が異なったからこそ難航した」とコメントをいただきました。
結果的に賞をもらえたグループも、もらえなかったグループも、満足げな顔で本ワークショップを終えていました!


画像はワークショップ最終日の集合写真。
※個人情報保護の観点から生徒にはモザイクをかけております

生徒からの感想

果たして、今回のトークセッションは生徒にとってどんな体験だったのでしょうか。参加した生徒から届いた感想を見ていきましょう。
 
●      とても満足できるワークショップに参加できたので、2022年度の夏休みは、今までで一番学びとやり甲斐のある夏休みになったと思います!

●      実際にLIONさんとの合同プログラムということですごく学びが多かった。新しいことに挑戦するきっかけにもなったし、自分のできること、得意なことが知れてよかった。

●      他のチームと最優秀賞に向かって健闘しあい、自分達のチームで製品開発の話し合いの意見をまとめていくのは予想以上にとても大変で、とても貴重な経験でした。本当にありがとうございました。

●      チームで作業するのが他に人に相談できるのが良かったし、チームでの経験は絶対役に立つと思いました。

●      自分や周りのみんなとひとつのことについて考える時間があると、自分だけでは出てこない意見がある、そういう意味で色んな物事の視野がとても広がって学びになった

終わりに

今回のワークショップでは、個人ワークではなく、あくまで「グループワーク」であることが特に生徒の成長につながった様子です。自分以外のチームメイトと1つの目標に向かって1つのプレゼンテーションを完成させることは容易ではなかったはずです。そんなワークに対して熱心に、本気に向き合った生徒たちや、同じ目線で向き合ってくださったLIONの社員の皆様のおかげで盛り上がった10日間でした!
 
角川ドワンゴ学園では、今後も各分野で活躍する方々と連携し、トークセッションやワークショップ、職業体験を実施することで生徒に新しい出会いや学びの機会を創出していきます。