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滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movieを宣伝したい!

世界のNetflixで本日8月7日から『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が配信されると聞いて気合が入ってる人がそう、私です!

仕組みあんまりわかってないけど、再生しまくりたいよね。わかる。

ということで、まだSnow Manを見たことない人にもぜひ『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』を見ていただきたいのでこのnoteを書きます。

目的は、滝沢歌舞伎なるものちょっと見てみようかなって思ってもらうことです!

https://www.netflix.com/jp/title/81445807
(リンクが何故か埋め込めない泣)

そもそも滝沢歌舞伎って?

もともとは今はジャニーズ事務所の副社長をしている滝沢秀明さんの舞台。日本の文化を伝えていくもののひとつですよね。滝沢歌舞伎としての歴史も長いです。
2019年にSnow Manが座長を引き継ぎ、『滝沢歌舞伎ZERO』となりました。『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』はコロナ禍で予定していたリアルの公演ができなかったから、映画で配信しようということで作られた作品です。

つまりSnow Manが座長としては2年目の滝沢歌舞伎の公演となります。

とはいえ、滝沢社長が座長の時にも毎年Snow Manは常連として出演していました。なのでSnow Manとしても滝沢歌舞伎との歴史はかなり長くあります。

それから2019年、Snow Manが9人になって最初にチャレンジした大きなお仕事がこの『滝沢歌舞伎ZERO』でもありました。座長として引き継ぎ、そして9人で挑む舞台。この時の葛藤や彼らのチャレンジ、苦しみや挑戦の話はまさに涙なしでは聞くことができません。
と、まあそれほど事務所にとっても、そしてSnow Manにとっても滝沢歌舞伎は大切な作品なのです。


演目

中身は大きく二部構成。歌舞伎とかショーの部分と、鼠小僧の演目。実際の歌舞伎だと一幕、二幕とそれぞれ分かれますが、映画では休憩はありません。

映画なので衣装替えの時間とかないので、ちょっとただ曲が並んでいるように感じることもあるかも。でもそれも『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』。"舞台でも映画でもない"っていうコピーがまさに表していますね。

おすすめというか絶対見て

たくさん演目があるので全部で2時間くらいですが、どれから見ればいいの、とりあえずちょっと見るくらいにしたいからかいつまんで教えてというあなたに!見所を厳選してお伝えします。(個人の厳選ですので)

オープニング、ひらりと桜

これは絶対見て、絶対絶対見て。私はこれを生で見るために生きていると言っても過言ではないくらい、大好きな曲、そして演出。とにかくすべてがすごい!

オープニングなので、ここでお客さんをリアルの世界から滝沢歌舞伎ZEROの世界に引き込む必要があります。その役目を担っているのがこの曲。
和の音とともに降ってくる(たしか)300万枚の桜の花びら。ドカ桜。何も見えなくなり、そこから飛び出してくるSnow Manのメンバー。これで一気に滝沢歌舞伎ZEROの世界に入り込むことができます。注目していただきたいのが、歌詞と9人の美しい舞です。

まずは歌詞。滝沢社長から滝沢歌舞伎という舞台を受け継いだこと、そしてそれをこの先も伝承し続けていくことが歌われています。
まさにオープニングにふさわしく、Snow Manとしての滝沢歌舞伎ZEROであることが伝わってくるものです。

そして踊り。これが完全に美しい、まさに舞のようなのです。衣装と、どこからか落ちてくる紙桜。そして彼らの踊り。すべてが舞う桜の美しさを表現しています。桜といえば、咲き誇る美しさや、散る儚さが歌われるのが定番かと思いますが、この曲はそれらの間である舞う、という一瞬のことを歌っています。

雨穿ち 咲き誇る意志 照らす花 常世を舞う

((あとは素直に、最初のパートを歌っている岩本さんと、ドカ桜の中からゆっくり歩いてくる岩本さんどちらもかっこよすぎて美しすぎるので絶対見てください。))これはおまけ。

九剣士

簡単にいうと殺陣です。

これ、すごい、かっこいい。殺陣を見る機会ってあんまりないので、これがどうとか細かいところを解説することはできないのですが、これが全部組まれた動きで、一つ一つ決まっていて、それぞれが演じている、という状況がもうすごいです。

なんというか、シンプルイズベストって感じでとってもかっこいいので何も考えないでみてください。

Maybe

こちらは最年少メンバー・ラウールが踊り、ふっかさんと阿部ちゃんが歌う、3人の演目。ふっかさんと阿部ちゃんの柔らかい歌声もポイントなのですが、初めて見る方に見ていただきたいのはやっぱりラウちゃんのダンス。

この子、世界大会で準優勝した実力の持ち主で、その長い手足ですごく繊細にしなやかにそして時にダイナミックに踊ります。音が出せない状態でラウちゃんのMaybeの踊りを見ても、メッセージが伝わってくる、そんな感じ。
ダンスで表現する、ってこういうことだなって思うと思うから、これも純粋に何も考えずに見ていただきたいです。多分何かが伝わると思う。

前後の変面とかBest Friendも死ぬほど見てほしい〜〜〜。

男と女の舞・五右衛門ZERO

こちらはなんとメンバーが白塗りで登場する歌舞伎の演目です。

『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』って言ってるけど名前だけじゃないの?って思ってたそこのあなた。裏切られます!ちゃんと、伝統芸能歌舞伎を学ぼうとしています、彼らは。

隈取って言う白塗り化粧も彼らは自分たちでやっています。実際の舞台だったら、隈取をみせる場面もあるんですよ。

着物を着て、それぞれ演じます。

まずは男と女の舞。これが、ほんっと美しい。男女2組に分かれてます。着物の色、帯の色で意味があるらしく、遊女だったり、もうすぐ死ぬ運命の男性だったり、、、。深い!

最初はぜひ舞の美しさを見て、2回目以降は意味を知ってみるなんてのもおすすめです。

そして五右衛門ZERO。こちらは5人のメンバーとJr.が出演しています。とても重いカツラをかぶって、着物を着て演じる五右衛門の演目。歌舞伎ならではのツケの音(カンカンって音)もあって、ただただ歌舞伎。
歌舞伎見たことないのですが、自分の想像している歌舞伎ってこんな感じってものでした。これは正直、誰がやっているとか忘れて見て欲しいです。

五右衛門ZEROでの1番の見どころは刀投げ。相当な距離を刀が舞います。まずは距離感、そして投げる力加減に、刀の向きとか多分見てる何倍も難しい。そして阿吽の呼吸が必要なところになってきます。ぜひ息をのんで見ていただきたいです。ついでに、舞台ではこれを連日やってるんだなってのもちょっと頭に入れてもらえると嬉しい。

花鳥風月

前年の『滝沢歌舞伎ZERO』では歌舞伎の格好をして全員で踊っていた曲が、『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』ではまさかのとても綺麗な、どこかおしゃれな、なんか不思議な映像として見ることができました。ただこれも、彼らの舞がものすごく美しい。後ろにJr.や歌舞伎に関わってくれている沢山のメンバーもいてみんなで一緒に踊っています。ただただひたすらに美しい。そして、熱が伝わってきます。

純粋に画面全体の美しさと、それを演出している塊としての人たちをまずは見てほしい。それから個人の動きを見たりしてほしいです。あれは、全員が何者でもない、花鳥風月という演目を演じている演者たち、となっているからより美しく感じるのではないかと思っています。

めっちゃ好き。

鼠小僧次郎吉

これはね、正直長いんですけどやっぱ見てほしいです。見応えあります。

『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』では、町屋の風景までは別の場所での撮影、戦うところとかを新橋演舞場で行っています。さすがに最初から全部見れんって人はうーーーん、最初をまず見てもらうのがいいかなあ。チャプターでいう大詰めの前まで。

というのも、彼らの表現力がものすごいからです。鼠小僧っていう人気者の盗人が死んだってところから物語は始まります。Snow Manが演じるのは9役。

・鼠小僧の二代目になれ!と言われる新吉親分
・江戸一の美人町娘お丸さん
・そのペットのネコ、あべぞう
・岡っ引きの徳俵さん
・そして謎の兄弟、金さんと銀さん

ここまでが1チーム。それから江戸の街を荒らす黒影組として3人。要するに今あげた6人の敵かな。

・黒影組のリーダー官兵衛
・人斬りが好きな半兵衛
・そしてどこか影のある以蔵

それぞれ9役本当にキャラが濃い!クセが強い!

真剣な内容かと思いきや結構笑いもあって、それぞれこういう人だなっていうキャラクターがあります。

新吉親分は親分って感じでリーダーみたいな感じ。真面目であつい男です。

そしてべっぴんさんお丸さんはメンバーが女装して演じています。ここは基本的には笑いどころ。全力でやるから面白い、なりきるから面白い、そういうのが伝わってくる。あと普通に女装似合ってます。笑

あべぞうはいいポイント出ててきて、ちゃんと癒し。基本四足歩行で演じるの大変だっただろうな。

徳俵さんは、新吉親分と立場は近い、鼠小僧を追いかけてた警察みたいな人です。普通に見えてクセ強なのがポイント!

そして金さん銀さん。この兄弟かわいすぎるの。兄弟でも全然違うな、みたいなのが全部ちゃんと出てきて、なんか気付いたら愛しちゃってる。気をつけて。

黒影組はとにかく迫力がすごい。悪役うますぎでは?って絶対なる。

まずは黒影組リーダーの官兵衛。喋り方がすごい、冷静ながら黒影組として暴れてきた迫力がかんじられる。

それから半兵衛。これやばい。もうどう見ても狂ってる人。人斬りたくて、狂ってるヤバいやつ。その狂気が完全に演じられている。

以蔵はまた上手くて。黒影組にいるのに、どこか明るい部分が見えるというか、白い部分があると言うか?謎はだんだん明かされていくんですけど、それ全部表情で表現されてます。

とにかくこの9人の表現力に脱帽すると思う。私映画見終わった1番の感想「いや、彼らの表現力・・・」だったので。絶対絶対見てほしいです!

大詰めからは舞台を新橋演舞場に戻して、戦います。それぞれの役の特徴を生かした戦い方面白いからこれもぜひ見てほしい!

あと普通に水を使った演出とか、演出が壮大ですごいです。

エンドロール

出演者の名前とかが出てくるエンドロールです。そう、ただのエンドロールなんですが、ただのエンドロールじゃないんです。
出演者みんなで「LOVE」って歌を歌う姿と、Snow Man9人で「Crazy F-R-E-S-H Beat」を歌う姿が収録されています。

「LOVE」はV6の三宅健さんが作ってくれてて、すごい素敵な曲。その前の「WITH LOVE」とセットで、滝沢歌舞伎のエンディングって感じです。

赤い衣装に身を包んだ座長Snow Manが一緒に舞台を作り上げてくれた数多くのメンバーを紹介するところほんっとによくて、Snow Manは周りを愛して愛されてるなって思うから見て。

そしてSnow Manのいいところが全部詰まってるなって私が勝手に感じているのが「Crazy F-R-E-S-H Beat」です。これ実はこの映画の前半で普通に収録されているんです。だから映画上では2回目の登場。でも1回目とは全然違います。

エンドロールに収録されている「Crazy F-R-E-S-H Beat」は鼠小僧次郎吉の演目の格好をしています。この曲はリーダーの岩本さんが振り付けをした曲。1曲丸々、クセの強い踊りが続きます。フォーメーションもくるくる変わっていく。それをあの格好で、江戸村で踊ります。

注目はそれぞれのパート。ソロで歌うところとか、センターになるところとか、9人それぞれにフォーカスが当たるところがあるのですが、そこで彼らは役になりきっています。まさに、おまるさんが踊ってる、金さん銀さんが歌ってる、半兵衛も歌って踊ってる!となるわけです。軽くパニックですよね。笑

彼らの踊り、そして表現力、切り替え、魅せるという思い・・・。この1曲にすべてが詰まっていると思います。ここだけは絶対見てほしいです!

最後に

もしよかったら、同じくNetflixで配信されているRide On Timeシーズン3のSnow Man回も一緒に見てほしいです。

『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』を作る様子も収録されています。コロナ禍で安全に気をつけながら一つの作品を作り上げる姿。舞台と映画との違いとかが収められています。
みんな人間なんだ、私たちと同じ人間なんだってそんなことを思えたりもします。みんな好き。

ということで、ぜひぜひ『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』全編見てほしいな〜。そして一緒にSnow Manの沼にハマりましょう!抜け出せないけどね。

でもさいっっっこうに楽しいよ〜!!!!!!!!!



歌舞伎も滝沢歌舞伎も生で見れたことないし、休止以来滝沢歌舞伎から離れてたので、記憶で書きました。間違っているところがあったらごめんなさい。個人のメモです!

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