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クリニックの訪問看護事業を訪問看護ステーションに②

  

こんにちは。みなし訪問看護を、訪問看護ステーションにする。
前提として、
『院長の考え』
『訪問看護部管理者の私の考え』を簡単に紹介したいと思います。

結論
「ボトムアップ方式の組織づくりをしていく」
「個々の健康教育だけでなく、地域住民の健康寿命を伸ばす取組を行う」
この2点に仕事をしていく楽しさを感じました。

1、私と医師の経歴
2、働くことについての意義と意味
3、出会い

1、私と先生の経歴

・私の経歴
2010年〜2014年:大学病院(婦人科・血液内科)
2014年〜2015年:重症心身障害施設
2015年〜2018年:地方行政公務員(保健師)
・医師の経歴
地方国立医学部
救急、内科、大学院で博士課程修了(膠原病)、心療内科
2016年診療所開院

2、働くことについての意義と意味

2015年以前の私は
「病院で健康習慣の欠如から三大疾患になる人が多いのだろう。市町村保健師になり、保健事業を多くの人に提供できれば、疾患の絶対数を減らし、疾患に罹っても、セルフケア出来る」と考えていましたが
2017年中頃から
「『健康であることが当たり前』が、”普通”である場合は、健康知識など求めていない。もしくは、個人的な健康問題しか興味がない。(○イザップをはじめ、パーソナル・アプローチが流行っていた)
また、高齢者施策は多くあるものの、労働者世代に対する施策がほとんどない」ことで、健康行動の変容を促したい方々にアプローチできず
行政で行う保健事業に「達成感を感じず」、
「費用対効果も低いのではないか」と、考えるようになっていた。
※:行政保健施策により高齢者の健康状態維持に寄与していることは事実
※:労働者の保健施策は「保険者=保険証を管轄する団体」が主体的に実施している。

3、出会い

ベンチャー企業とのマッチングを提供するサイトに登録し、転職活動を行った。
その中で「地域住民の健康を守る」「診療所経営を一緒に学べる」「訪問看護管理者候補」というキーワードを発信する医師に出会った。

まとめ
医師も私も病院などでの体験から、医療の提供が住民の幸せの最大要素である、とは考えていない。一方で、何をもってして幸せなのか、は、一人ではわからない・達成できない。
なので、「医師・看護師が協力して地域住民の幸せを考えていこう」という組織。当時は、診療所を媒介に軽症のうちに地域包括支援センターにつなげたり、医療補助制度を伝えたり、メタボリックドミノを防ぐ関わりができればいいなと考えていました。
また病院、診療所、診療、看護というキーワードに囚われずに、『その人らしさ』を尊重した関わりに、強く惹かれていったのです。
(そうだった気がする)

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