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AirPods Proは壊れかけのRadio。②

そんなこんなで僕はApple Store表参道に来たわけです。

なんで表参道に来たかというと、公式HPを見た時に、表参道と銀座だけが「本日受け取り可」になっていたからです。

表参道の地下鉄出口を出て、まず最初に目に飛び込んできたのは"行列"でした。
「うわあ結構並ぶなぁ」と思いながら店員さんに
「まだ在庫ありそうですか?」と聞いたところ、
「すみません当日販売分は終了しております...。」
との返答が。なんと。。。

ここまで来た以上なんとしても手に入れたい僕は考えました。
そして気づきました。

「そっか、オンラインで買って店舗受け取りにすれば今日受け取れるのか」

急いでオンラインから購入して表参道店受け取りを選択。
待つこと15分ほど、「受け取り可能な状態になりました」とメールが!

高まる鼓動を抑えながら、行列の最後尾に並びました。
そこから並ぶこと20分ほどでしょうか、ついに現物が目の前に...!

急いで領収書やらの手続きを済ませ、店を後に。
1人開封の儀を簡単に行い、早速装着。

「何も聞こえない...!!!」

良い評価ばかりな理由を実感した瞬間でした。
周りの騒音がアクティブノイズキャンセリングによって、静寂へと変わる。
今まで遮音性がほとんどない第1世代を使っていたからこそ、なおさらその静寂には感動を覚えました。

さあいよいよ音楽を聞こう。

「何も聞かせてくれない...!?!?」

完璧失念していました。
iOSを最新にしていないとAirPods Proで音楽を聞けないことを。

「くそっ!!」と思いながら急いで家に帰ってアップデート。
家の中はもともと静かなので、ノイキャンの恩恵はそれほど感じられませんが、次の日の通勤電車で莫大な力を発揮します。

今までガタンゴトンうるさかったりした音が全くと言っていいほど遮断されている!!
車内アナウンスも全然聞こえない...!

「それって危ないんじゃない?」

と思いますよね、でも大丈夫、一瞬で外部音取り込みモードに切り替え可能なんです。
この"外部音取り込みモード"、ただノイキャンがオフになるだけじゃなくて、マイクで外部の音を拾ってイヤホンから流してくれているような感じなんです。

これの何がいいかって、お店のレジとかでイヤホンを外す必要がないんです。
これは意外と便利でした。
今まで第1世代を使っていた時は、レジとかで一回片耳はずして、会計おわったらまた付ける、みたいなことをしていましたが、その手間がないんですよ。

つけたままでも全く問題なく会話できるんです。
ガジェットレビューといえばこの人、瀬戸弘司さんもレビュー動画内で仰ってましたが、AirPods Proの登場によって、"常にイヤホンをつけている人"が増えるのではないか、と。

twitterとかでも結構呟かれていましたが、もはやAirPods Proは単なるイヤホンじゃなく、"身体拡張"の域に達したなと笑
さすがはApple...。

さて、話がちょっと膨らんでしまったところで、その他の機能について。

地味に嬉しいアップデートとしては、Powerbeats Pro同様、IPX4相当の耐水性能が追加されたことです。
第1世代を使っていた時は、例えば雨が降ってきたけど傘を持っていない、みたいな時、僕は小雨でも結構気を使って装着していませんでした。

それが今回Proになってその必要がなくなったんですね。
IPX4って確か、汗とか散水にちょっと耐えられるみたいなレベルだったと思うんですが、ちょっと調べたら海外の方が実験していて、20分水に浸し続けても正常に動作するくらいには耐えられるらしいですw

ちなみに参考までに、先日発表されたiPhone11 ProはIP68レベルの防塵・防水性能です。
IPの後の数字は1つ目(6)が防塵、2つ目(8)が防水性能を表すもので、どちらも規格の中では最高の数字となっています。

今回AirPods ProはIPX4でXは保護されていないことを表すので、防塵性能はありません。
砂埃とか粉塵とかが多い場所での活動が多い方は注意が必要かもしれないですね。

あとは、"感圧タッチ"の搭載。
今まで(第1世代と第2世代)は本体のセンサー部分をタップすることでなんらかのアクションを呼び出すことができていましたが、Proは、いわゆる"耳うどん"の"うどん"の部分を握ることでアクションを呼び出せます。

その際に、本来は押し込んでいないけど、押し込んでいるような感覚のフィードバックがある、これが感圧タッチです。
イメージとしては、iPhone7とか8とかのホームボタンがこれにあたります。

あれって、電源が入っていない時は押し込めなくてただの板みたいになっていますが、電源が入っていると、まるでホームボタンを押し込んでいるような感覚が返ってきますよね、あれです。

まあそこは特にメリットは感じていませんが、意外と嬉しかったアップデートは、「呼び出せるアクションの数が増えた」ことです。
ちょっと言葉では書き表しにくいですけど笑

どういうことかというと、第1世代と第2世代は、左右に1つずつ、合計で2つのアクションしか設定できなかったんですよ、
でそのアクションを呼び出す時は左右どちらかの本体をダブルタップしていました。

例えば、右をダブルタップすると曲送り、左をダブルタップすると曲戻し、みたいな感じで設定をしていました。

それがProだと、左右どちらでも「再生/一時停止・曲送り・曲戻し」が可能になりました。
操作のイメージとしては、iPhoneに付属している「EarPods」と同じです。(名前が紛らわしいw)
これが可能になることによって、例えば右手が塞がっていても、左側だけで曲が止められたり、曲送りができたりするので、随分と自由が広がります。

さて、ここまでレビューを書いてきましたが、正直ありきたりのレビューですでに世の中に類似記事が多数出回っていると思いますw

また、僕の生活スタイルだから感じられたメリットデメリットみたいなことがあれば、追記していきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき有難う御座いました!!

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