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day5.【最終回】レッツゴー鍼灸院!そして・・・

というわけで、完結編です。つまり結論は、パニック症ってよくなる!!(「治る」という表現より、寛解するという表現の方が適切かも。油断は禁物だし、完治する類のものではない気がしています)

マンガの中で、「しまちさんは薬を飲み始めて日が浅いから〜」という言い回しがありますが、これはあくまで「日が浅い方が薬が抜けるのが早い」という話です。症状が軽くなるのに時間差はあれど、「服薬期間が長いから改善しません」ということではないそうです。

▼合う合わない、はあると思う

私は、服薬していた薬があっていなかったと感じています。でももしかしたら、他の種類の薬なら改善したのかも。逆に、他の鍼灸師さんだったら今も治療を続けていたかも。相性とタイミングって何においても大事だと思うので、ここに書いた話はあくまで「私の場合」です。ただ、ひとつ言えるのは、どうやらしんどい時期がずっと続くわけではなさそうだということ。治療に必要なのは、心と体の負担をなるべく取り除いてあげるんだという意識だと思います。どうか諦めないで、症状が改善することを信じて心と体の声を聞いてあげてほしいと思います。

▼これからどうしよう

東京で一人暮らしなので、とにかく生きねばなりません。ひとまず、興味のあった分野でアルバイトを始めてみました。この間まで、知らない人と出会うことが億劫でしかたなかったけど、だいぶ改善されてきました。電車は乗れるけど、満員電車は相変わらず嫌です(笑)←たぶんみんな嫌だよね。

そして、バイトをしながら「自分が心地良く働ける環境」を自分でつくっていこうと思っています。起業しようかなと。まだ準備段階ですが、準備の様子は少しずつお伝えしたいので、ぜひ応援していただければと思います。ちなみにパニックや心理とは、直接は関係していない分野です(^^)

▼最後に

読んでくださった何名かの方から、読んでいるうちにマンガに引きずられて発作が起きそうになった、というお声をいただきました。正直、書いている私も発作を起こしそうになりながら書いていたので、そのリスクはあるなと気づいていましたが、最後まで書かせていただきました。

描き始めたころは、ちょうど鍼に通い始めた頃で、「こんなにお金をかけて、改善しなかったらどうしよう」「薬をやめて本当によかったのかな」と迷っていた時期でもあります。でも、どちらに転んでも、この日々は記録に残しておきたいなと思い、覚悟を決めてマンガにしていました。

良い結果を出せたこと、本当にありがたいことだと毎日感じています。パニック症と向き合う方にとって、治療のモチベーションのひとつになれていたなら嬉しいです。

パニックを持っている方も、周りで支える方も、このマンガを通してパニック症のことをまたひとつ知ることができたぞという方も、全ての人にハッピーな毎日が来ることを祈っています。というよりも、、、みんなでハッピーになりましょうっ!!

お読みいただき、ありがとうございました(^^)

*このマンガは特定の治療法を推奨したり否定することを目的としたものではありません。ご自身の治療については、ご自身や周りの方でご判断ください。

書籍購入ほか活動費にあてさせていただきます。