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day.1 会社は辞めた。病院へ行こう!

「辞めたほうがいいね」「じゃあ辞めます」

ベンチャー企業に約3年務めました。入社当時は、その会社の社会的意義に身震いし、一心不乱に仕事しました。その後、新規プロジェクトの立ち上げ役に抜擢され、自分にとっての天職だと思っていた時期もあります。

ところが、この1年で会社の体制が変わったこともあり、自分の価値観と会社の価値観にズレを感じることが増えました。上役との意見の擦り合わせも試みたけどうまくいかず。私は納得できないと動けない。でも雇われてる身なんだから働かないと…という、おかしな我慢でストレスが溜まっていたようです。

本当は担当事業がストップした時点で退職を考えていたのですが、だからといって次にしたいことも見つけられず、生きるためにグズグズ勤務。今考えれば、この時点ですでに無気力でした。

そこへ来ての発作。(前回参照)
きっと、体から、決断力を欠いていた自分へのSOSと後押しだったんだと思います。あっさり我に帰り、翌日上司へ「このままの体制だと仕事を続けるのが辛い」と相談、「辞めた方がいいんじゃない?」と返答。
会社に共感できないなら続けても辛いでしょ、という会社側の配慮だったのだと思います。共感できないのはお互い辛いですもんね。引き止めもそこそこに即断されるのは、この会社の寂しいところでもあり長所でもある気がします。腹をくくって退職願を提出しました。

休職の提案くらいしてくれてもよかったのでは…と少しだけ思いますが、そのまま籍を置くだけというのも負担。結果的にはこれでオーライということにしています。ま、そのあと盛大に困るんですが(笑)

そして病院へ

自宅最寄駅から3駅のところに、パニック症に詳しい心療内科を発見。口コミサイトの評価も上々だったので、ひとまず行ってみることに。

私が通った心療内科では毎回、心理士さんに近況を報告し、それをまとめたものを医師が確認、診療スタートという進め方。(心理士さんが臨床心理士かが不明)

初回も心理士さんに状況やこれまでの環境を説明。これがなんだかすごく良くて、周囲に言えていなかったことを、さらけ出せるありがたさ。絶対味方で利害もなくて、うんうんってただ聞いてくれるだけの存在って貴重ですよね。というわけで、初回は号泣しました(笑)自分がいかに追い詰められていたかを言語化して認識できたのも良かったです。

そして先生の診断は、「パニック症だね。あとうつ。」
うん、まぁそうだよね!

・ルボックス(SSRI/抗うつ剤)
・ソラナックス(抗不安剤)
・マイスリー(睡眠導入剤)
を処方されて、「闘病生活」スタートです。ただ、この「闘病」という意識がよくなかったとのちに反省するのですが、それはまた改めて。

以上、day1. 会社は辞めた。病院へ行こう!の巻でした^^

今後の予定

今後執筆予定のこと(思いついたら随時増やします)
・パニックの症状、発作が起きたときにしてほしいこと
・ヘルプマーク、緊急連絡先のこと
・失業手当と休業手当
・「闘病」と薬とのお付き合い
・治療の道のりと得た知識(随時)
その他、これはどうなの?という質問があれば、可能な限りお答えします!コメントお待ちしてます^^

書籍購入ほか活動費にあてさせていただきます。