日記です。

今日は、依頼されたイラストを描いていた。ラフを2案提案したら、2案とも気に入っていただけて2枚描かせてもらえることになった。
どちらも自分の捨てられなかった癖を結局乗っけたものだったので、うれしかった。

気分がよくて二次イラストも描いたりした。あんまり脳みそが働かないので思ったより進まないけれど、好きなものを描いて認めてもらえる事がやっぱり全身で満ちるほどうれしい。


難しい事も本当はもうずっとあんまりよく分からない。私はバカで一向にかしこくならないし、文もまともに読めなくなって数年が過ぎた。価値のあるものを提供出来るかと聞かれたら、あんまり働かない脳みそじゃ無理かなぁ、と思うのが本音だった。自信なんてないし、体力もなくて、本当はずっと、いつか見捨てられるのを怖がりながらずっと生きてるだけだった。


ピンクと水色と、黄色と紫。淡くてたまに強いそれらを画面いっぱいに塗りつぶして、静かに呼吸するだけの世界をずっと見ていたい。本当の本音の欲求はそんな感じで、だけど多分、これはあんまり広くは伝わらないような表現だと思う。もっと頭がよければとか、脳みそが動けばというのはこういうもどかしさで、同じ事を伝えるにしても言葉や表現でどれだけだって変わるのに、それを考える脳みそもない今が酷く恐ろしい。感覚しか残ってないのに、それですら誰とも繋がれない事が寒くて痛い。

だからもう、ずっと癒されたくて、安心したくて、それでも不安も放っておけなくて、全部を包み込んでも愛せるような、やさしい空間があればいいなと思っていて、だから、そんな絵をいつか描きたいと思っている。


私にとってのやさしくて静かで穏やかで怯えなくてもいい世界が、どこかの誰かに繋がるなら、それを価値って言っていいなら、信じてやってみたいなってちょっと思えました。
イラスト買ってくれて、本当にありがとうございます。うれしかった〜。

また描きます。おやすみなさい。

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