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寄付について知ろう!-私たち学生でもできることって?-【就実大学インターン生】

岡山NPOセンターへ長期インターンシップとして来ていた学生による、12月の寄付月間にあわせたレポートです。
同世代へのメッセージとして寄稿してくれました。

インターン生が独自にweb等を活用して調べてまとめたレポートとなっています。


寄付について知ろう!【私たち学生でもできることって?】岡山NPOセンターインターン生 景山莉来

1.初めに
初めまして岡山NPOセンターインターン生の景山莉来です。

今回この記事を書こうと思ったのは、今世界中で困っている人がいる中で、「寄付」について知っている学生が少ないと思い、若い世代に向けて、「寄付」について知り、興味を持って欲しいと思ったからです。
みなさん「寄付」は、誰が・何の為に・どんなことに使われているか知っていますか?
少しでも、「寄付」について興味を持ってもらえたらうれしいです!

2.寄付とは?
まず、みなさんは寄付について知っていますか?
寄付とは金銭を提供することだと思っている人が多いと思います。調べてみると、寄付とは、「自らの意思で金銭や品物などを無償で提供することです」と出てきます。ですが、金銭や品物だけではありません。学生のみなさんが、寄付協力の呼びかけをしている活動に参加すること、ボランティアに参加すること、SNSで情報発信することも寄付になります。このように、寄付には、様々な形があります。この12月は寄付について理解を深める「寄付月間」の月です。この機会に寄付についてより理解を深めていきましょう!

3.寄付を受け付けている活動紹介
1つ目の寄付を受け付けている活動を展開するのは、今の時期にピッタリの
「NPO法人チャリティーサンタ」という団体です。

この団体は、「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、2008年から活動を始めた日本発祥のNPO法人です。ロゴは、「世界中の子どもにプレゼントを届ける」というメッセージを込めて、地球柄の袋をもったサンタクロースをデザインしています。

その活動の中で今年も展開されている「ブックサンタ」を紹介します。

ブックサンタ」とは、「厳しい状況に置かれている全国の子どもたちに本を届けること」を目的として2017年にスタートした、NPO法人チャリティーサンタが主催し、全国のNPOとパートナー書店が連携するプロジェクトです。
全国の対象の書店からまたはオンラインから、本を選び、購入することでクリスマスにサンタに扮したボランティアさんが全国の子どもに本を届けます!

●過去にお届けした親御さんの声

ブックサンタHPより記載

全国の書店から誰でも参加でき、店舗に行くことが難しい方、対象の店舗が近くにない方でもオンラインで参加ができます。私も子どもの頃はサンタさんがプレゼントをくれるのをワクワクしながら待っていたので、同じワクワクを感じてくれるのは本を選んでくれた方もうれしくなると思いました。また、本を選ぶ時も子どもたちにどんな本を届けたら笑顔になってくれるか考えるのも楽しみの1つになるのではないかと思います!
この活動で、たくさんの子どもが笑顔になれる機会が増え、親御さんにも笑顔が増えていくと思います。1人でも多くの子どもたちに笑顔になってもらいたいです!みなさんも、ぜひ参加してみてください!
詳しくは こちらのURL からご覧ください。


2つ目の寄付を受け付けている活動は、Yahoo!とLINEで運営をしている、
3.11企画「これからも、できること。」 です。

3月11日の0時00分~23時59分の間にYahoo!やLINEを使って検索すると、おひとり

につきそれぞれ10円、Yahoo!とLINE合わせて20円を、福島をはじめとした東北支援やより良い未来づくりのために両社が震災地に寄付をします。

2022年3月11日は、両社の合計で11,270,191人の方が「3.11」と検索してくれました。

Yahoo!・LINEからは集まった寄付金を福島をはじめとした東北支援やより良い未来づくりに携わる5つの団体へ寄付をしたとのことです。

5つの団体紹介

1.あしなが育英会
病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障害などで親が働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。国内の児童の教育支援・心のケア支援、アフリカの教育支援を行う活動をしています。みなさんももしかしたら知っているかもしれない「あしなが学生募金」という活動などをしている団体です。
あしなが育英会 (URL:https://www.ashinaga.org/)

2.3.11伝承ロード推進機構
東日本大震災の教訓を学ぶため、震災伝承施設のネットワークを活用して、防災や減災、津波など学びや備えに関する様々な取り組みや事業を行う活動をしている団体です。その活動で、防災に対する知識や意識を向上させるとともに、多くの人々と交流し、災害に強い社会形成と地域の活性化を目的として活動しています。
3.11伝承ロード推進機構 (URL:https://www.311densho.or.jp/)

3.3.11みらいサポート(2022年10月から3.11メモリアルネットワークに新体制)
2011年の東日本大震災後に設立し、現在では、「つなぐ 3.11の学びを生きる力に」をミッションに掲げ、災害時に大切な命が守られる社会を目指して活動しています。主に、防災・地域づくり事業、IT事業、管理部門の3つに分かれて活動しています。
公益社団法人3.11みらいサポート (URL: https://311support.com/)

4.パイオニズム
主に南相馬市をはじめとする原発事故避難指示区域を抱える地域において、住民の生活再建や旧避難指示区域の課題解決のための事業・活動を創ることを目的として活動しています。また、福島県にある宿泊できるコワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」を共同運営し、持続可能な地域社会を目指しています。
一般社団法人パイオニズム(URL: https://village.pionism.or.jp/pionism/)

5.ラブフォーニッポン
福島をはじめとした災害地域を訪問し、様々な支援者を募り、現地と繋ぐ作業を主として行い、お互いが笑顔になってもらうための活動をしている団体です。実際に、現地に訪問して支援活動を行い、被災地支援から学んだことを発信するためのイベントを開催しています。
Love_for_Nippon (URL: https://lovefornippon.com/report)

この5つの団体に、2022年は寄付がされました。

2011年3月11日の東日本大震災から10年が経ち11年を迎えようとしています。10年が経った今でも復興作業は続いています。生活のインフラ設備はほとんど完了し、防災集団移転や災害公営住宅の建設が進むなど復興は大きく進んできましたが、再建されていく地区で暮らす方のコミュニティ形成や心身のケアなどの支援は継続的に必要な状態にあります。

私自身、この取り組みを友達のSNS発信を見て知りました。誰でも簡単にスマホやパソコンで寄付活動ができるので、実際に私もこの活動をしてみて心が温かくなりました。高校生の時から毎年3月11日には「3.11」と検索するようになり、「あっ!もうすぐ活動が始まるな」と思うようになりました!

皆さんも2023年3月11日にはYahoo!やLINEを使って「3.11」と検索してみましょう!

3.11 これからも、できること。| Yahoo! JAPAN / LINE (URL:https://www.search311.jp/)

 
4.寄付を受け付けているおすすめの活動紹介
先程紹介した3.11企画「これからも、できること」も気軽にできるので、おすすめですが、ここでは、同じYahoo!が運営している「Yahoo!ネット募金」を紹介したいと思います。

「Yahoo!ネット募金」は、地震のような災害から子どもの支援、動物の保護など、さまざまな社会課題の解決を目的に立ち上げられた募金窓口と寄付者の思いをつなぐプラットフォームです。

募金をするには、災害・復興支援、子ども、動物・ペット、医療・福祉など12種類のカテゴリの中から自分に合った寄付先を選びます。

クレジットカードは100円、Tポイントは1ポイントから寄付ができます。クレジットカードを持っていない学生でも、気軽に寄付をすることができます!
 
募金をしてくれた方には、寄付プロジェクトの最新情報を定期的にお知らせする「ニュースレター」を通じて、メッセージを伝え、自分の募金が何に使われたのかがわかるのも特徴の1つです。
 
Yahoo!ネット募金 - クレジットカード、Tポイントで手軽に社会貢献!│Yahoo!JAPAN (URL:https://donation.yahoo.co.jp/


5.最後に

寄付をするという行動は勇気がいると思います。一歩踏み出すことで誰かを助けることが   出来たら自分自身も温かい気持ちになれるし、「ありがとう」と言われるかもしれません。寄付活動を「知る」ということも、1つの支援となります。
ぜひ、みなさんも1歩踏み出してみましょう!
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。