"利益の使い道経営コンサル"の必要性

こんにちは!
橋本です。

お金は”どう稼ぐか”よりも、“どう使うか”の方を考えることの方が重要になってくる、という話を書きます。

ちょっと遠回りしますが、、

二宮尊徳の最後の弟子と言われている
故岡田良一郎が立ち上げた大日本報徳社。

その思想は報徳思想と呼ばれ、
日本的ソーシャルビジネスの基礎になっています。


「経済なき道徳は寝言、道徳なき経済は悪なり」

と気持ち良く言い切っている。


僕もセミナーで、Room to Readのジョン・ウッド氏の言葉をよく引用している。

「お金がなければ使命があっても意味はない」
ジョン・ウッド著(マイクロソフトでは出会えなかった天職より)


NPOでも徹底して”どう稼ぐか”を追求していく必要があり、
逆に企業は徹底して稼いだ金を”どう使うか”を考えなければいけない

稼ぐことと使うことをセットで考え、
このサイクルを回すことで社会が良くなっていくのが理想の姿。

これをNPOも企業も経営戦略として考えていく必要がある。

サステイナブル経営論の授業で長谷川教授は以下を述べていました。

「未だに企業にCSR部があるなら時代遅れ
経営戦略マターとして組み込まないといけない」


SDGsや二酸化炭素排出削減の流れが加速しているので、
この”どう使うか”を経営戦略として考えることは、
早急に多くの企業で必要になってくると思われる。


そこで今回のタイトルにある
「利益の使い道経営コンサル」の出番!

・経営理念の見直し(目的の言語化)
・その企業の将来の理想の姿の設定(ゴール設定)
その後、
・自社として貢献できる分野の洗い出し
 サプライチェーン、顧客、地域分析などから
・本業への直接・間接的な収益効果をシミュレート
・各社員の業績目標と貢献目標の設定

これでPDCA回して行ったら、少なくとも業績は下がることなく社会は良くなっていく。

貢献できる分野においては、自社でやるよりもその分野のプロであるNPOと組んだ方が効果は高いので、NPO業界も活性化する。

ただ書きながら気が付いてしまったのは、
そうなるとカンボジアの学校建設への落とし込みは難しくなるなと笑

何だか面白そうなので、
誰か一緒にセッションしませんかー?

NPO法人HERO
橋本

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