コロナによるカンボジアの最新状況

こんにちは。
橋本です。

コロナの影響がカンボジアでもどれぐらいあるのかを、
世界銀行の最新のレポートが出していましたので今回はそれを共有します。

世界銀行の資料によると、
コロナによって新たに15万世帯(50万人)が貧困状態に陥っています。
これにより、カンボジアでの貧困世帯合計は71万世帯(280万人)に増加しました。
全人口1600万人で割ると国民の17.5%が貧困状態になっています。

またコロナの影響でカンボジア全土の世帯の50%が収入減になっています。
コロナの影響が長引けば、貧困状態に陥る家庭は増えることが予想されます。

プラスの面で言いますと、
出生10万人あたりの妊産婦死亡率は2005年の472人から2014年には170人に減少しています。
5歳未満児の死亡率は2005年の出生1,000人あたり83人から2014年の出生1,000人あたり35人に減少
乳児死亡率は、2005年の出生1,000人あたり66人から2014年の出生1,000人あたり28人に減少しました。

初等教育への純就学率は1997年の82%から2020年には97%に増加しましたが、中等教育の修了率は2019年には45%と低く、低中所得国の平均よりも大幅に低くなっています。

2017年の時点で、カンボジアの人口の21%(340万人)は改善された水を利用できず、34%(540万人)は改善された衛生設備を利用できませんでした。

情報リソース
https://www.worldbank.org/en/country/cambodia/overview

とのことです。

まだまだ、我々のやるべきことは多いです。
カンボジア全体の課題は大きすぎるので、できることから一歩一歩進めていきます。

これから夏までに学校2か所と手洗い場と井戸の建設資金は寄付頂きました。
まずは私たちができることを実行していきます。

また学校や手洗い場が完成しましたら報告します。

NPO法人HERO 橋本

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