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はじめましてカンボジア

初めまして、NPO法人HEROのツカジです。

現在はカンボジア在住6年目で、現地で看護師として働いています。

活動の内容としては、シェムリアップでカンボジア人のドクターとチームを組み、日系のクリニック「ホテルドクターサービス」を開業しているのと、カンボジアの子どもたちや大人の方向けに予防医療の活動を行っています。


よく日本の方や他の国の方とお話すると「カンボジアに住んでいるんですか?」と若干驚かれることが多いのですが「カンボジア」というイメージは私も来る前まで、多くの方が想像するような国のイメージでした。


6年前の話なのですが、私がこの仕事でカンボジアに赴任することが決まり、日本の友達がサプライズで決起会?みたいなものを開催してくれました。

そして、最後にみんなから頑張ってきてね!のプレゼントを頂いたんですが、なんと「ソーラパネルの組立式の大きな電球」でした。
カンボジアには電気がないだろうから、これを生活に使って頑張ってね!と。

最初は、ジョークからの発想でこの電球になったのかと思いきや、結構本気のアイデアだと聞いて、カンボジアをまだ知らない人からしたら、そういうイメージなんだと、ほろ苦く笑ったのを覚えています。


カンボジアも農村地帯が国の8割と言われているので、実際に電気が通っていない村なども勿論ありますが、私の住んでいるアンコールワットのあるシェムリアップでは、日本での一人暮らしと変わらない位の生活ができています。

Wifi事情に関したら、日本より充実していて、家・ホテル・レストラン・カフェなど、Wifiサクサクですし、SIMカードがとにかく格安で、1ヶ月5ドルくらいチャージすればインターネット使い放題でもお釣りがくるくらいです。

また最近、すごく便利なのが指定の銀行のアカウントがあれば、QRコード読み取りで支払いや送金が可能だったりして、キャッシュレスの生活も都心部の方では可能になってきている感じです。


しかし、発展に勢いのある都心部と農村部の生活のひらきは著しくなる一方で、カンボジアの抱える大きな課題でもあると思います。

都心部での活動や生活と、農村部での活動を両立している私の仕事では、その浮き彫りになる課題を痛感して、大きく悩む日も少なくはありませんが、悩むくらいなら、なにか一つでも行動しようと小さな一歩を、日々試行錯誤中です。


こういう風に、カンボジアに住んでみて日常で感じたことや、カンボジアでの医療活動の実際など。。。リアルカンボジアを少しずつ私の目線からご紹介できたらなぁ~っと思っています。

よろしくお願いします。


NPO法人HERO
ツカジ

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