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ベビーシッター使ったことある?

当法人で配信しているLINEオープンチャット「これからパパになる人のための相談室」でベビーシッターの利用について、先輩パパママに質問してみました。
投票には多くの方がご参加くださったので、ベビーシッターの利用に関心の高さがうかがえました。
そこで、ベビーシッターも経験している私が、個人の知りうる部分でベビーシッターについてまとめてみたいと思います。

オプチャの皆さんが「ベビーシッター」に感じているのは?

①便利さと人な不安がほぼ同数
②コストの不安
③選び方の不安
このような結果でした。

ベビーシッターの形態

ベビーシッターサービスには大きく分けて3つの形態があります。

1:マッチングサイトとしてお客様とシッターが出会う形態。
2:シッター派遣の管理までする会社。
3:その他(個人シッター・自治体)などがあります。

個人的な体験から少しお話をしてみたいと思います。

私が所属した企業は、シッター会社としては大きな組織でした。
上記の分類では「2のシッターの派遣の管理までする会社」に属します。
シッター側もベビーからチャイルドまであり自分の得意分野を登録します。
シッター登録をした後、初期研修で会社の規則、事故の際の連絡などの研修、その後半年、1年と研修がありました。
利用の流れはお客様とスタッフとの面接を経て、希望するサービスが提供できそうなシッターに声が掛かります。
首都圏中心でサービス展開する会社でしたので、依頼の中には英語で会話できる人や幼稚園教諭の資格者、お料理が出来る方など、かなり細かく希望がる場合もありましたが、私は1歳までの赤ちゃん専属です。
シッター研修は資格のあるなしに関わらず全員受講。
救急対応、身だしなみ、接遇、アレルギーに関することと多くの研修がありました。ひとつの研修が平均2日半くらいだったので、シッターの研修には時間をかけていた印象です。
その分、利用コストはやや高めとのでした。
レギュラーとして毎週決まった曜日時間でご家庭に行くこともありました。

2のマッチングサイトを運営している会社は、シッター自身が料金の設定をしているのでサービス提供地域と費用の相談ができる面は便利です。
研修は実施している会社としていない会社とそれぞれのようです。
こちらには所属したことがないのですが、会社によってはシッター登録をした際にきちんと研修を準備している会社もあります。
個人シッターさんは、どなたかの紹介から決まったご家庭に行くケースが多く、報酬も最低いくらから、週にどのくらいの利用などを個人で設定しています。

3:個人シッターはどなたかの紹介から決まったご家庭に行くケースが多く、報酬も最低いくらから、週にどのくらいの利用などを個人で設定しています。
その他自治体のサービスなど
自治体のシッターサービスの良いところは低コストであること。
ただし多くは事前に登録などの準備が必要です。
また利用に制限が設けられています。
自治体によっては週末・夜間の利用が不可だったり、赤ちゃんに関すること以外(ちょっとした台所の片付け、洗濯物たたみなど)は依頼不可のこともあります。

一般企業のベビーシッターの良いところは、自治体のサービスよりも幅広いサービスを受けられることだと思います。
例えば、私が所属していた会社は24時間365日担当が変わることはあってもシッターを派遣していました。

どうやって選べば良い?

あくまでも個人的な視点ですが、
①研修をどの程度行っているか。
②お子様や物品に関してはどの程度の補償をしてくれるかは押さえておきたいところです。
③ご家庭でどのくらいのサービスを頼みたいかも要検討。
シッター中にお皿を割ってしまった。赤ちゃんが急病などなど必ずついて回る心配はあるものです。
特に、お子さんの急病事故対応には研修内容やスキルも関わってきます。

シッターはいつから考える?

漠然とシッターを考えるよりも、沐浴は外せない!夜間利用!土日に来てほしいなど妊娠中から家庭で相談しておくと、よりニーズに合った会社やシッターと会える可能性も高くなります。
とにかく心配に思うことは、利用前にどんどん質問してくださいね。

個人で各地域行けるところはどこでもというシッターさんや、病後児のケアをしてくれる会社もあります。
どんなシチュエーションで利用?
育児の中で不安に思うところはどこ?
どのくらいのコストなら利用可能?
これらをご家族で話し合って依頼先を決めましょう。

オススメは自治体と一般企業のサービスの併用です。
自治体のサービスででカバーできない曜日、時間は一般企業に依頼すると
ご家庭の融通がつきやすくなります。
どんな会社があるかな?とみておくと、いざという時慌てずにすみますよ。

では、またお目にかかりましょう。

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