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暇から生まれた約束事。

毎日、暇。
まだ、22時。
まだ、木曜日。

生きてる心地がしない。
死ぬまでの、時間を刻んでいるような感覚で
過ごす数日。

時間はあるし、することは特にないので、
時間を早めるために、
寝て過ごす時間が増えていた。

だが、ひとつ。
本を読む時間だけは極端に早く過ぎる。

それが嬉しくて、
本屋さんに通い、
一冊だけ手に取って、家で読む。

何もない、わたしの日課。

そうして、今日は、
若林さんの『社会人大学人見知り学部卒業見込み』を読んだ。

まだ、読み終わっていないけど、
動きたい。
今のわたしの時間の使い方が良くなかったのだ。
と、
思える一冊に出会った。

その前に、今日カウンセリングを受けた話を少しだけ。

物心ついた頃から「考えすぎだよ」とよく言われる。
みんなはなんで考えすぎずに済むんだろ?どうすれば考えすぎなくなれるのか?と今度は考えすぎない方法を考えすぎていた。

『社会人大学人見知り学部卒業見込み』139ページ

この一文にものすごく同意した。
わたしも、ちょうど今日、
定期的に通っているカウンセリングで
考えすぎてしまう。
とにかく頭がうるさいという相談をしたところ、
それを俯瞰すればいいんじゃない?
と言われた。

わたしは何度も、考えすぎている自分を俯瞰している。

それでも、行き着く先は、
「どうやったら、考えないのか?」
「普通の人は、頭うるさくないのかな?」
という、問いに変換されるだけだと話した。

すると、理解できなかったのか、ウフフ。と笑われただけだった。
やはり、わたしの頭は普通じゃないのか、
と落胆していたところ、
この文章に出会えたので、
妙に親近感を覚えてしまった。

それから、このうるささを抑える方法として、若林さんが、

暇と飢えと寒さが人をネガティブにする三大ブランドだと聞いたことがある。
奴ら(ネガティブモンスター)に出会わない方法として、距離や日常生活とのクラッチを切る。ということはあまり有効ではなかった。
ゆったりとした時間はかえって奴らに隙を与える。何かに没頭して時間を圧縮してスキを与えないのだ。

『社会人大学人見知り学部卒業見込み』140ページ

だと、教えてくれた。

カウンセラーも先生も、周りの人は
暇が何かを生み出す論を語る人ばかりで、
(わたしには適応しなかっただけで、暇で回復する人もいると思うので、否定はしません。)
暇を肯定する人ばかりに囲まれていたが、
暇をドストレートに論破する文に初めて出会った。

動く方が、きっとわたしの頭のうるささも治まる。


確かに、鬱になるまでのわたしは、
ずっと何かしら考えてはいたが、
うるさい。などと一秒たりとも思ったことがない。

むしろ、ステップアップするために、
必要な思考だと、
自分の考えすぎる性格を肯定していたぐらいだ。

そう思った、今日。
というか30分前から、
持続的な「何かしたい」「ワクワクしたい」という
感情に出会うことができた。

なので、
ここのスタッフやらない?と誘ってくれた先輩に連絡してみた。
カフェのアルバイトの求人に応募してみた。

来週は気になっている施設見学できるタイミングがあるので、
そこでボランティアとして関わりたい。
とお願いする予定だ。

と、アクションを起こすための準備を始めた。


いつも同じようなことを言っているようだが、
過去のわたしは、
文章を書くことで、
書ききった自分を褒め、
わたしなら、なんでもできる。
と自分を肯定することを動機に、
元気になっていたが、
時間が経てば、
わたしの中に住むネガティブモンスターが顔を出し、
「どうせ何もできない」と囁く声に
踊らされていたので、結局うつ状態に逆戻り。

などという日常を繰り返していた。

しかし、今回は違う。

この文章を書く前から、
「やってみよう。」と言う気になっている。

だから、明日から変わる約束をここでしよう。

毎日、小さなことでもいいから、
自分との約束だけは必ず守る。

どんな約束をしていくのかは、
随時にメモしにこよう。

そうすれば、その都度
自分のキャパと相談できる。
ハードルが高くなるまえに
ストッパーになれる。

これが、新しくできた
わたしとの向き合い方。

充実した日々、
生きててよかったと思える日が
1日でも増えますように。

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