【メンバー紹介】保延祐希
はたらく、生きる、すこやかに」を体現するMEGURUメンバー紹介。
このページでは、保延祐希について紹介します。
メンバーによる #他己紹介 のべちゃんってこんな人!
これまでのことを教えてください
逃げずに戦いきったからこそ得られた気付き
小学生の頃からずっとサッカーをやっていました。高校は、4軍までチーム編成されるほどのサッカー部に入部。そこで、周りのみんなと価値観・スタンス(本気度)が違うという壁にぶつかりました。
そんな中、1年生でいきなり1軍の試合に出されて6失点したんです。すごく落ち込みました。この時期はサッカー部での出来事が土日や高校生活全体に影響していて日々生き抜くことに精一杯。
将来のことを考える余裕なんてなく、精神的に病んでいたから勉強もせず、3年生の時の偏差値は30でした(笑)
どんどんサッカーが嫌いになっていく一方で、ミスという概念のない筋トレ(フィジカル系のトレーニング)は好きでした。うまい人たちはそこをサボる傾向にあるんです(笑)結果的にチームで一番フィジカルが強くなって、2年生の終わりからスタメンに。ただ、それが何も嬉しくなかったんです。
意図せずチームの中で機能する役割ができた感じですよね。組織の中で機能する人材にはなれたけど、毎日楽しいとか、この先にワクワクするとかっていう感情は完全に奪われてました。
どんなシチュエーションでも努力すれば結果は出る。ただ、どれだけ結果を出せたとしても、心地よくなければつまらない。
逃げずに1回戦い切ったからこそ、得られた大切な気付きでした。
自分で環境を変える経験
勉強ができていなくても焦っていなかったのには理由があって。大学一貫だったから、指定校で進学できたんです。
でも、主体的に物事を決めていない今の状態で大学に行っても何にもならない。現状から抜け出したい。と、浪人して外部の大学を受験することに。30だった偏差値は、60まで上げて大学に入学。ここから人生が変わりました。
組織の中で顔色を伺って、ヒットしにいくような生き方はしたくないという思いから、個人競技であるウィンドサーフィンを始めました。
レース競技なので初めて自分だけで追い込んで結果をだせるスポーツ。めちゃめちゃ楽しかったです。
毎朝2時間かけて海にいって練習して、学校へ行って。日々忙しかったけど、やりたいことを主体的にやれているからポジティブなんです。
「いまめっちゃたのしい!」という感情が毎日あって。だからこそ将来どうなりたいという問いも自然と生まれるし、勉強も自然に頑張れていました。
運命の迷惑メール事件
組織開発がしたいという想いから、大学卒業後は人材会社に就職。「一番鍛えられる部署はどこですか」と熱意をもって、1番キツイと言われる広告営業の部署に配属。
みんなが嫌がる架電も淡々とこなせた一方で、企業の採用支援をする喜びをわかっていませんでした。当時は自分の成長のベクトルしかみてなかったから仕方ないですね(笑)
そうやって働いているうちに、興味はだんだんと「地方創生」に向いていきました。そんな時、社内の広報で横山さんの記事を読んだんです。当時横山さんは複業として塩尻市に関わり始めた頃。とっさにメールして、会うことに。これが僕の人生を変えた「迷惑メール事件」です(笑)
横山さんの話を聞いてすぐ、人事に「同じような働き方がしたい!」と直談判するも「3、4年後ならいいよ」との返答。
そんなに待てなかったので退社して、半年間地方を旅しました。
ライティングやマーケティングについて勉強したり、集客の課題がある高知のゲストハウスで手伝いをしたりして過ごすうちに株式会社ADDressに内定をいただきました。
横山さんのおかげだから、報告しなきゃ!と、塩尻初訪問。お酒を飲みながら「いつか一緒に仕事できたらいいね。」と話し、2021年8月、研修のプロジェクト(KOERU)でそれが現実となりました。
その後、「塩尻市で関係人口の協力隊募集してるけど来ない?」と横山さんから連絡をいただいて、3、4時間サーフィンしながら考えて、エントリーすることを決意。
居住地を変えてまで応募しようと思ったのは「この人(横山さん)と働けるなら!」という想いがあったから。こうして、地域おこし協力隊として塩尻に暮らし始めました。
2拠点生活を終え塩尻へ
塩尻で出会ったみんなが全力なのに対して、だんだんと2拠点生活をしている自分のことを中途半端に思うように。
2拠点・多拠点生活している人はたくさんいるし、状況によっては中途半端に感じないことなのに不思議ですよね、まさに価値観の変化による違和感。
2023年1月、大好きだった湘南を離れ塩尻に定住。結果、参加できるイベントの数もコミュニケーションの数も圧倒的に増えました。成果を出さなきゃいけない環境下で、「何ができるか」という問いに向き合う回数も増えて、回答も出揃っていく。
そうやって生まれたのが塩尻DAOなんです。
価値観・大切にしていること
バッターボックスに立ち続ける
塩尻に来て、アウトプット出していくことがとても楽しいと思うようになりました。
塩尻という町は、常に打席を与えてくれる。ただ無責任に立たすのではなく、立たせたからには最低限アウトプットできるように応援してくれる。
愛を感じるフィードバックをもらって、さらに期待に応えたいと思う。良い学びのサイクルの中にいられている実感があります。
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