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【イベント記録】 ヒトラボ信州Vol.3 〜人事として自分に効いた あの考え方・あの一言〜 By杉島 誠さん を2021年12月7日に開催しました。

ヒトラボ信州とは、長野県内の「人事・人材業界」に携わる経営者・人事・キャリアコンサルタントなどが、地域におけるこれからの「人事」について共に考え、学び合うコミュニティです。参加者同士の関係性の構築も目指しています。

本日のテーマオーナーは、ベネッセコーポレーションの人事担当を勤めながら、HRラボ株式会社の取締役、キャリコンサロン運営事務局、KADO(塩尻市新興公社)のアドバイザー、キャリアコンサルタントなど、さまざまな肩書きを持つ杉島 誠さんです 。


※新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンラインのみで開催しました。

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ベネッセ歴24年ながら社外の活動も多いパワフルな杉島さん。自分の領域や、できることをもっと広げていけるのではないかと、いろいろな方面へ目を向けて多くの学びを得ているようです。

「今回のイベントでは、私が皆さんの時間をいただいてもいいのかと躊躇する気持ちがありながらも、声をかけてもらえたことに感謝しています。駅伝で実績を持つ青山学院大学陸上競技部のツイートにあった ”熱い三流なら上等” を胸に刻んで、熱い気持ちを持って担当させていただきます。」と杉島さん。

このように、杉島さんがいろいろな活動をするなかで耳にした「人事として、キャリア支援者として、自分に効いたあの考え方、あの一言」から1位〜10位までご提示いただき、参加者が興味のあるものを中心に紹介してもらいました。これらの「考え方、あの一言」をもとに、人事についてみんなで考えてみます。


まず、杉島さんにとって第1位に輝いたのは、
「組織」と「個人」は、フラットな関係を目指す

これからの時代、企業が個人のキャリア自立を支援するのは当然のこと。一方で、個人は企業の成果最大化に貢献できなければなりません。それはどちらかが驕っていて成り立つものではありません。
「お互いレベルアップできるように同等な関係を築き、手を取り合っていくことが必要です」と杉島さん。


そして、4位はハラスメントについての一言。
家に帰ったら、「誰かの大事なお父さんお母さん」「誰かの自慢の子供」だよ

ハラスメントのひとつである「パワーハラスメント」。パワハラは、多様性を排除したいという気持ちから起きてしまうことが多いようです。組織の中で、誰でもかけがえのない人間であるという当然の事実を忘れなければ、お互いに尊重しあえるのかもしれません。


6位は、シルベスター・スタローンの一言
人間って、理解できないものを拒否したくなるんだ!

この言葉から、研修プログラムの構築方法について解説いただきました。研修は、分かりやすい言葉で飽きさせず、小ステップで成功イメージを持てるような組み立てを心がけるといいようです。


10位は、個人のキャリア構築について
キャリアの主体は「組織→個人」へ!キャリアは自分で創造する

個人が環境変化に応じて、自在にキャリアを変更していくプロティアンキャリアの考え方が広がってきました。これからは個人がキャリアオーナーシップを携えて、時代やライフスタイル、自分自身が大切にしたいものに応じて、納得のいくキャリアを築くための行動をとる人も多くなっていくことでしょう。


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テーマ中のオンラインチャットや、テーマ後の参加者どうしの会話の場では、名言をもとにした意見や感想、お悩みなどが活発に飛び交いました。それぞれの心に響いた名言は、自分自身を奮い立たせたり、行動のヒントになったりすることがあるでしょう。

今回は11人の方にご参加いただきました。ありがとうございました。


次回のヒトラボ信州は
「LIFE SHIFT NAGANO〜人事のこれからを考える〜」をテーマに、エンジェル労働家と名乗る須田仁之さんと、HRラボ株式会社代表取締役の塚田亜弓さんをテーマオーナーに迎えます。

2022年1月28日(金)19時~21時 @松本市「SWEET」 にて久しぶりのオフライン開催を予定しています。


人事に携わっている方、関心のある方も、これからのイベントにぜひお気軽にお越しください。


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