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執着は逃避である

The Book of Life
3/11のテーマは
Attachment Is Escape

 J.クリシュナムルティの言葉を、1日1ページ 、365日分に編集された本
 「The Book of Life」を 一日分ずつやさしく翻訳し、
 気功的な補足や解説を添えています。

 和訳&補足解説 天野泰司


和訳

肩書付きの自分、いわば「条件付けされている私」に気づいてみましょう。
それは、自分を取り巻くものとの関係から、間接的に気づくことができます。
抽象的な概念としての「条件付け」は、言葉上だけで何の意味も持たず、
そもそも、気づく対象ではありません。
ただ「葛藤がある」ことに気づくのです。

葛藤は、こうしたいという欲求と、
その結果が一致しない時に存在します。
こうして葛藤が生じるのは条件付けの結果であり、
「条件付け」すなわち「執着」です。
仕事、伝統、財産、人々、思想など、さまざまなものへの執着なのです。

もし執着がなければ、条件付けは存在するでしょうか。
もちろん、存在しません。
では、なぜ私たちは執着するのですか。
私が自分の国に執着するのは、
「この国に住む私」という何者かになれるからです。
「この仕事をする私」と、仕事と自分との同一化がおこると、
「仕事」が重要になってくる。
このようにして、「私=家族」「私=財産」ということになる。
つまり、それらに執着しているのです。

そうした執着の対象は、
自分の中にある虚しさを埋める逃避手段となります。
執着とは逃避です。
結局、この「虚しさからの逃避」が、
条件付けを強化し、「〇〇である私」を作り出しているのです。

J.クリシュナムルティ  訳・天野泰司


素のままの私

生まれた時には誰もが全力で、素のままの私を生きている。
気功は、その「何者でもない」私、先天の私へと還っていく
手段のひとつである。

NPO法人気功協会運営責任者 天野泰司

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