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これからの幼児教育

「母親だからわかる幼児教育の必要性」

政府の進める教育改革に学制の変更がありました。それと同時に義務教育の年齢引き下げ案も論議されるまでになりました。諸外国では、幼児教育の重要性はかなり前から認知されており、学習のスタート、いわゆるヘッドスタートを巡る論議も盛んに行われていました。アメリカでは、セサミストーリーに代表される、言語教育に最重点が置かれました。子どもの知的発達に欠かすことの出来ない言語能力は、その国の国力に影響するとも言われています。

我が国では、幼児教育は民間主導で行われました。今では、幼保で、知的教育を行う幼保が全国にあるほどで、知的教育で特徴ある園作りが行われています。7月初旬、職員研修に呼ばれている保育園は、知・情・意・体を柱に、運動・音楽・言語・数・知覚、その他の総合的教育が行われています。子育ては簡単にできるものではありません。核家族化が進み、子育て経験のある祖父母の援助も難しい状態で、保健所を含め、保育園、幼稚園の先生方や、幼児教室の存在は親にとってかなり安心できる存在であると言えます。

しかし、既に報じられているように、育児放棄による問題は、現在、親子関係に於いて最悪の状態であることを示しています。子育ては解らないことだらけです。それもそのはず、初めての子であれば、子どもの年齢と、親としての年齢は同じなのです。難しいのは当たり前です。社会経験の少なさ、幼いことのふれあいが少ない若いお母さんはなおさらでしょう。いや、年齢には関係が無いかも知れません。 

同年齢の子どもを持つ親が集う幼児教室は、子育てに悩む親の、新たなコミュニティーになると思います。こうした母親だけではなく、父親も含め、幼児教室自体も今後変化していくのではないでしょうか。子ども達に見られる、対人との繋がりを求める傾向は、人間としての本能なのかも知れません。世の中が、人と人との繋がりを求め始めているように思います。コミュニケーションの不足からくる孤独感、疎外感、子育てに於いてこうした傾向はとても危険です。親として、一人前になるよう、幼児教室にも新たな目的が出てきたようです。子どもを持って初めて解ることは多いものです。初めて訪れてかんじる幼児教室の必要性も同じかも知れません。

2014/6/21


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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