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幼児に小1学習内容 文科省方針

「平仮名の読み書き、足し算、引き算の計算が」

10年に1度改定される学習指導要領に、大きな変化があるかも知れません。今まで何度か話題となっている、教育の低年齢化が始まりそうです。文部科学省は時期指導要領改訂で、現行の小学1年生の学習内容の一部を、幼保の教育・保育内容に移行させる検討を始めました。幼稚園や保育園から小学校に上がる際、教育内容が円滑に接続できることや、質の高い幼児教育が将来に好結果を及ぼすという研究成果から、この方針に踏み切ったと思われます。文科省の諮問機関である「中央教育審議会」において諮問し、制度設計などに対する論議が行われ、早ければ2016年の改定を目指すとされています。

現在、保育園、幼稚園の通園対象者は99%に達していますが、残りの1%であるおよそ1万人の子ども達にどう対応するか、また、幼稚園教諭や保育士への研修指導、教材の開発も必要になるなど、実施に向けては難題も多く存在します。

小学1年生で、入学時に平仮名の読み書きが出来ない子どもは、現指導要領では授業に対応できない状況にあります。教科書が、平仮名の読み書きができる事を前提としているからです。しかし、一般的に仮名文字指導に対する理解も浅く、系統的に学んでいる子どもとの言語理解のギャップは広がる一方です。このことが、学力の二極化に繋がっています。こうしたことを背景に、幼児期に、学習を開始するいわゆるヘッドスタートを推奨する声は近年大いに高まってきています。

この指導要領の大幅な見直しが、年齢を下げるという今までにない改革となる事で、今後教育界は公も民も大きく変わるでしょう。つまり、この教育改革は、幼児教育に不透明だった文科省の対応に大きな変化が生じたことを意味しています。文科省が、幼児教育に対し、積極的に文字数指導を取り入れる。このことは、故水野茂一先生など、「幼児に言語指導や数指導を!」と言い続けてこられた幼児教育者にとって、「我が意を得たり」と感じられていることでしょう。

義務教育以前の、就学前教育に取り組んできた石川教育研究所では、既に、基礎学習プログラムが完成しています。勿論、教材も開発されています。また、時代を見据えた幼児教室の展開も準備段階から、具体的な活動に入ります。新たに年長から始まる基礎教育プログラムと、0歳から年中に至るまでのプログラムがこれからの幼児教育に必要となってくる中、変化に対応し、時代を見る目が必要になってきました。

教育界は今から数年後、これまで以上に学力重視となるでしょう。幼児期に、我が子に何を基礎として学ばせればよいのか、親の真価が問われかねません。また、今まで以上に盛んになるだろう幼児教室の選択にも、指導法・指導力・教材等にもしっかり目を向けて行かなければなりません。もう一つ大事な事は、今まで学力として評価されてこなかった幼児年長の学習評価が行われると言うことです。幼児教室にも学習の成果が数字で表されることになるのです。一貫教育という考え方が、ここに来て大きく変化しそうです。学習効果を考える場合、今までの中髙一貫教育では遅すぎたのかも知れません。これからは、幼保小中の学習連携なのでしょう。

大きく変わろうとしている教育界に対し、保護者の側も教育界の先を読み行動すべき時が来たのかも知れません。

2014/7/14


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川先生監修!

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この度クラファンに挑戦することになりました!

今回は私たちの運営する学習塾・幼児教室のキッズスクールアップル富ヶ谷での無料塾 を企画し、その利用料をクラウドファンディング にて賄い、子どもたちに確かな学びを無料で提供するという取り組みになります。

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