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教育の再編

「新たなチャレンジ」

一昨年より、予想される教育再編に対して、私たちは新たなチャレンジを始めました。その一つが「感覚教育」の導入です。子ども達の能力低下は、知的発達を促す感覚領域の不備によるものではという考え方から、五感に加え、平衡感覚・体制感覚などを教育に取り入れた指導を始めました。旗艦校としてプリンスジュニア成城教室が積極的に「感覚教育」を取り入れた結果、多くの子ども達から成果が見え始めたのです。これを受け、私たちは、4月から、新たに「フィジカルトレーニング」つまり、感覚教育を前提とした「体制学習」と「イメージトレーニング」(心象学習)を全面に打ち出しました。こうして、幼児期だから指導しなければならない教育内容が、プリンスジュニアの手によって世に送り出されました。

更に、4月より、もう一つの旗艦校が誕生します。それがプリンスジュニア相模大野教室です。「フィジカルトレーニング」と「イメージトレーニング」を前面に打ち出した幼児教育・小学生低学年教育に、その意志を受け継ぎ、高学年から中学生指導を行うプリンス進学院が加わった新たな教室となります。幼児教育と一般的に言われる塾の合併は運営上非常に難しいのですが、同じ興学社グループであることと、プリンスジュニアの教育内容を評価、理解した結果、正真正銘の一貫教育誕生です。引き継がれる内容は、系統性と分かり易さで定評のある数・算数指導(タイル指導)、既に英語教育の実践で高い評価を受けたフラッシュカード指導など、随所に幼児教育で培われた内容が受け継がれています。

幼児教育の成果は、このような継続された指導の下で更に大きな成果を上げることができます。今までは、幼児教育で大きな成果をあげても、それを引き継ぐ先の教育機関が少なく、活かすことができませんでした。相模大野教室の展開は、幼児教育の新たなスタートではないでしょうか。今後は、このような教室の開校企画があるそうです。期待せずにはいられません。

特報「タイルさんすうが完成しました」

新教材、タイル算数が完成しました。今週中にはプリンスジュニアの教室で限定販売されます。数のセミナーで、保護者の皆様からタイルの素晴らしさをお伝えしましたが、タイルを練習する教材が欲しいとの声が多数あり制作に入りました。

今回のタイルさんすうは、基礎からの学習で始まり、1桁の繰り上がりのある計算まで学習ができ、全部で4冊構成です。平行してご好評を頂いている「すうじれんしゅうちょう」と併せて学習されることをお薦めします。「タイルさんすう」の具体的な使用法は、このブログ等でお伝えいたします。また、指導内容を映像化してご覧頂く企画もございます。その節は、是非ご覧ください。

2013/3/27


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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