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石川メソッド

「石川メソッド」

石川メソッドの基本は、「生命誕生」つまり、胎教から始まります。 胎教といっても、単に胎児の教育を中心に考えているわけではありません。最近話題となったテレビドラマがあります。病院が、育てられない赤ちゃんを預かるという、一見考えられない現実があります。我が国では、昔から「口減らし」や「姥捨て山」という悲しい話しがあります。民芸品ともなっている「こけし」も、古くは、「子消し」として、亡くなった子どもを思い作ったものと聞いたことがあります。
 
命は、一つの卵子と一つの精子から誕生します。しかし、それは我々の想像を絶する「命の選択」から始まっています。最近、知人に新たな家族が誕生しました。この命は、まさに望まれた尊い命であり、このご夫婦のお子さんとして選ばれし命です。これから、小さい命は、成長し人間として大きくなっていきます。こうした背景にどうしても必要なのが教育であり、健康なのです。私の長男は低体重児でした。出産の時のトラブルは今でも決して忘れることはできません。母子共に生死を彷徨い、父親として最初に行ったのが輸血でした。命を助けるために、自分にできる事は何もありませんでした。無力感をこれほど味わったことはありません。こうした経験は、自分自身の仕事である教育を根底から見つめ直すきっかけにもなったのです。

胎教からスタートする。これは私にとって必然でした。教育と健康、胎教は、母親、父親になる為の指導も含まれます。命の尊さについて最初に「感じて」頂くことから始まります。また、健康面では運動や散歩、そして大切な食生活です。ここで忘れてはならない事があります。「水」の大切さです。私達の身体は次のように水分で満たされています。(以下弊社ホームページから。)

・胎児:体重の90% ・新生児:体重の75% ・子ども:体重の70%     
・成人:体重の60~65% ・年配者:体重の50~55% 

胎児は、羊水で守られています。2年ほど前、ある方からとても身体によい水があるとお聞きしました。今、話題になってきた「サイモス60」がそれです。この水についてはホームページを是非ご覧下さい。私達の身体は様々な物質で汚染されています。最近のPM2.5もそうですが、清涼飲料水・加工食品などに含まれる合成添加物、そしてシャンプーや化粧品などにも含まれています。美白化粧品で肌トラブルが起きたことでご存じの方も多いでしょう。このような物質が、お腹の中の赤ちゃんに与える影響ははかり知れません。母胎の健康、その一番は水なのです。

胎教では、親と子のコミュニケーションを大切にしています。赤ちゃんとの会話です。お子さんを産むとき、「待ち遠しい」「早く会いたい」など、赤ちゃんに対する慈しむ気持をしっかり持たなければなりません。言葉を介したコミュニケーションではなく、心を通わせるコミュニケーションが不足している現代では、特に赤ちゃんとの心の伝達がとても大切なのです。赤ちゃんに与えるのは、栄養だけではありません。

胎教、とりわけ教育には、こうした人を想う気持、愛情が何よりも優先されるべきなのです。お腹の赤ちゃんは、そうした親の「感情」をダイレクトに感じます。こうしたことを言うと「そんなバカな」と直ぐ揶揄する声が聞こえてきます。しかし、理屈ではなく、母子にはそうした関係が成立します。「胎教」は決して突飛な考えの早期教育ではありません。教育そのものの原点と言って良いでしょう。それが石川メソッドの基本です。

教育の原点である「胎教」は、教育・食育から始まり、親としての心構えを学びます。胎教から続く幼児教育は、「命」という大きなテーマから、人間教育「心の共育」へと受け継がれていきます。つまり、人の心を形成すると言われる「言葉の獲得」が次のテーマとなります。人を導き教える、教育にはその時期、その年齢に沿った指導としっかりしたビジョンが必要です。その時期でしか指導できない内容があります。その時期に伝えるべきことがあります。だから、指導者は、指導する為に学ばなければなりません。発達心理学・児童心理学・認知心理学に加え、言語、数、知覚、感覚教育などの専門知識と実践が必要になるのです。それは、対する相手が全くの白紙の状態であるからです。薄汚く、罵りの言葉を浴びせられ育った子の心は、その汚い言葉で埋め尽くされていきます。指導する側も、教育の意味をしっかり捉え、子どもの未来図を予想しなければなりません。
 
石川メソッドは、皆さんのコメントにあるように、誰でも、簡単にとはいかないかも知れません。しかし、先生が学ぶ姿勢を持ち、子どもと接している時は、驚くことに子どもも、先生も共に成長しているのです。それが「教育=共育」なのかも知れません。また、教育の教は鏡なのかも知れません。
続く

2014/3/5


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川先生監修!

幼児教室・学習塾のキッズスクールアップル富ヶ谷
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https://kidsschool.feel-home.or.jp/philosophy

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