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ユーザーを生み出す支部の心臓/en-courage慶應支部 セクション紹介 UA編

こんにちは。
このマガジンでは、セクション長を務めたメンターへのインタビューをお届けします。
第8弾はUA長の谷吉晨さんです。

谷吉晨(Taniyoshi shin)/UAセクション長
入学年度:2019年
出身地:岡山県
サークル:HLAB、マイプロ
ジョイン時期:2022年1月
活動内容:UA(新規獲得セクション)、副支部長
趣味:お笑い、ドライブ

エンカレの輪を、より大きく

ーUAとはどのようなセクションなのでしょうか?

UAとは「User Acquisition」の略で、新規ユーザーを獲得するためのセクションです!企業の中だと、マーケティング部に当たるかと!

昨今、新卒採用の早期化が進む中で、じっくりと自分と向き合うことができないまま闇雲に就活を進めている就活生が増えているように感じます。そのような状況だからこそ、就活エージェント・ナビサイト・就活系メディアなど様々なサービスが乱立する中で、僕たちはエンカレだからこそ届けられる価値があるんじゃないかと考えています。実際にメンターをやってみて、エンカレでの活動をきっかけに学生がキャリアに対して前向きになる瞬間を何度も見てきました。僕たちUAの仕事は、その輪を大きくすることだと思っています。

ー具体的にはどのような業務を行うのでしょうか?

ありがとうございます。具体的な業務は、戦略と実行の2つに分かれます。

まず戦略では、まだエンカレを使っていない潜在ユーザーに対する最適なアプローチ計画を立てます。どの時期に、どんなターゲット層に、どのような手段でエンカレのサービスを認知してもらうべきなのか?仮説検証とPDCAをぐるぐる回しながら、頭を使って作戦を立てていました。意識していたことは、戦略が独りよがりにならないようにすることです。面談を通じて就活生のリアルな意見を聞くのはもちろん、就活市場の動向をTwitterでチェックするなど、こまめに情報収集をすることを心がけることで、その都度戦略を調整していました。

次に実行では、戦略に基づいてユーザーを実際に獲得するためのアクションを行います。時期や目的によって施策は変わってくるのですが、基本的にはメンター経由での紹介がメインになってくるかなと思います。他には、チラシを配布したり、学食で面談を行ったり、時には架電も実施しました。UAだけでなく、支部全体の協力を取りつけながら、まずは一人でも多くの慶應生にエンカレを使うかどうかの選択肢だけでも提供できたらという思いでした。そのうえで、エンカレの新規ユーザーになってくれた方に対しては、アンケートを基に最適なメンターとのマッチングをサポートすることもUAの業務です。ただ闇雲に会員数を増やして終わりではなく、初回面談までの導線設計までしっかり責任を負うことにこだわっていました。

ー数あるセクションの中で、どうしてUAセクションを選んだのでしょうか?

ぶっちゃけると、当時UAセクションの人数が足りていなかった、という裏話があります、、笑

ただ、いくつか面白そうだなと思うセクションの一つであったのはほんとです。僕は数字で結果を見ることが割とモチベーションになるタイプです。学生時代、高校生向けのサマーキャンプの運営をしていたのですが、参加後アンケートで前年比満足度が上がっているのを見ると、それまでの努力が報われたような達成実感を得られました。UAは、考え抜いた戦略を地道に実行して、最後にその結果が数字として如実に表れるセクションです。そのチャレンジングな部分に惹かれ、配属を決めました!

UAセクションのメンバーでディズニーに行きました!個性豊かなメンバーの集まったセクションでした

数値を睨み、支部を巻き込む

ーUAセクションの活動を通じてどんな時に喜びを感じましたか?

そうですね、僕の場合UAセクション長と副支部長を兼任していたこともあり、振り返るとけっこう大変だった思い出が多いかも。笑

でも、その分嬉しかったこともあって。特に印象に残っているのはUAの目標達成に向けて支部全体が協力してくれた時かなと思います。
当時、僕たちは約2000人のユーザー獲得を目指していたのですが、目標に対して若干ビハインド気味だったんですよね。そこで、どうにかメンターの協力を仰ぐべく、「山手線の満員電車(=約2000人)に乗ってる社会人が全員イキイキ働けていたら、めっちゃいい世界だと思わない?みんなでそれを叶えるために、ユーザー獲得に協力してください!」ってプレゼンしてみたんです。まぁそのプレゼンが良かったかどうかは一旦おいといてですね(笑)、その後みんなめちゃくちゃ協力してくれたんですよ。その時は、「あぁ一人じゃないんだなあ」と感動したのを覚えてます!

ーUAだからこそ得られたスキルや経験は何でしょうか?

一つは、数値ベースの考え方です。
先ほども述べたように、UAは結果が数字として目に見えて分かるセクション
になるので、週ごとの伸びが簡単に分かります。伸びが悪ければ、その原因を仮説として挙げ、すぐに修正し、結果がどう変わったかを再度分析する。メンターの訴求率やターゲット層ごとの人数を計算しながら、常に正確な数値予測を立て続けるという経験は、他ではできなかったと思います。

もう一つは、巻き込み力です。
UAの業務は、UAだけじゃ成立しません。どんなに優れた戦略を立てたところで、その実行を担うメンターを動かせなければ、新規獲得はできないことを痛感しました。どうしたら支部全体が新規獲得に協力してくれるようになるのか?を考え続けたことで、組織における意義情勢のコツが少しつかめたような気がします。

エンカレの最初のチームで奥多摩にドライブに行った時の写真。この3月もドライブに行くほどずっと仲の良いチームでした!
エンカレのメンバーと元旦から深夜ドライブして初日の出を観に行った事もありました笑

慶應支部の心臓

ーどんな人がUAに向いていると思いますか?

まずはマーケティングに興味がある人ですね!
ここまでの規模の団体のマーケティングを、社会人になる前にノーリスクでチャレンジできる環境は、マーケ職を志す人にとってこの上ない腕試しの機会になるのではないかと!

また、マーケに興味がなかったとしても、戦略と実行のPDCAを回すことができる人は全員向いていると思います。大学生活の中で、最も頭を使う一年間になることをお約束します!笑

ーズバリ、UAを一言で表すと!

慶應支部の心臓、ですかね。
それぞれのセクションがどんなに質の高いサービスを作ったとしても、それを実際に利用してくれるユーザーがいないと意味がありません。ユーザー数はその支部が持つサービス規模をそのまま反映します。すべての根幹となるエンカレユーザーを生み出し、各セクションが手掛けるサービスへと送り出すポンプ。そんなイメージを僕はUAに持っています。

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