エンカレ支部MVV/慶應義塾大学編

こんにちは。
この記事では、各大学ごとに毎年策定しているMVVについてお伝えします。
該当する大学に所属していない方も、メンターが一年間の目標をどのように設定しているのか知ることができると思いますので、ぜひご一読ください!

MVVとは?

MVVとは、組織のアイデンティティのようなものです。
MVVを決めている企業は世の中に無数にありますが、若干定義にずれがあったりするので、エンカレッジなりにどういうものとして定めているのかをご説明します!

M:Mission→組織の存在理由、果たすべき使命
V:Vision→ミッション達成のために組織が目指す姿
V:Value→一人ひとりが大切にする価値観や行動指針

この3つを定義することでこんないいことがあります!
①組織の使命を定めることで実現可能性が高まる
②組織の目指す姿をより短期的に示すことで成果を最大化する
③大きな目標を個人単位の行動に落とし込むことで組織の効率を最大化する

難しく聞こえますが、結局は目標をみんなで共有できると盛り上がるし熱いよね!ということだと思っています!

それぞれの支部が目指すもの

エンカレッジでは各支部のMVVを毎年期ごとに決め、その目標をもとに1年の活動を決めています。MVVを知ることで、その支部がどんな理想を掲げているのか、どのような存在でいたいのか、などより深く知ってもらえると思います。

今回はその一例として、慶應支部10期が掲げていたMVVについてご紹介します!

MVV策定にあたって、私たちは2月にメンバー全員でワークショップを開催しました。オンライン上で使えるホワイトボードや付箋を使ってみんなが挑戦したいこと、実現したいこと、今の就活ってもっとこうなればいいのに…など本気で話し合いました。

そして、白熱した議論の末に出てきたのがこちらです!

10期慶應支部のMission:慶應生を自考自創する存在に

ここにたどりつくまでに議論に議論を重ねたのですが、私たちの考えを最も表す言葉がこの自考自創という造語です。

「自考」
就活というワードを聞くとどんな場面を思い描きますか?リクルートスーツを着て面接に行くのが就活でしょうか?
就活を始めるまでは誰もがそのようなイメージを持っているものです。
しかし実際は、「自分ってなにがしたいんだろう」「どんな仕事が世の中にあるんだろう」と考えたり調べたりする時間の方が圧倒的に多いこともまた事実です。
キャリアの選択をするにあたって、私たちとしては「内定先を持つ」ということ以上に、「自分のことを知る、社会を知る、それによって自分だけのキャリアを選択する」という経験をこそが大切だと考えており、この2文字を入れています。

「自創」
自考のところと重なりますが、私たちは就活をあくまで人生の通過点として捉えてほしいと考えています。就活は手段であって目的ではないからです。
また、そのうえで私たちがメンターとして後輩と関われるのはたった1年の間だけであり、人生の一瞬です。
それでも人生を通して、キャリアを通して、それぞれの幸せを実現してほしいという思いがあり、自分で走り、キャリアを創造、切り拓いていける人になってほしいという願いを込めて、自走と創造をかけた自創という言葉を作りました。

また、このミッションの背景には慶應生だけでなく、日本の大学生みんなが自考自創できるようになってほしいという野望もあります。
慶應はいい意味でも悪い意味でも世間から注目されがちな存在だと思っています。その慶應がキャリア選択への姿勢を変えることでエンカレッジの他の支部にもポジティブな影響を波及させ、そこから日本社会にも波及させてたい、という思いがあります。
そのうえで、まずは目の前の慶應の後輩たちに向き合って変革を起こしていく、というのが私たちエンカレッジ10期慶應支部の存在意義です。


いかがでしたでしょうか?
今回は慶應支部のMVVを取り上げましたが、もちろん全国の支部がそれぞれ独自のMVVを毎年掲げています!メンター活動の原点となるMVVに、実は熱い想いが込められていることが少しでも伝われば幸いです!

それでは、今後の投稿もお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?