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私たちが作るのは組織の屋台骨/en-courage慶應支部 セクション紹介 MR編

こんにちは。
このマガジンでは、セクション長を務めたメンターへのインタビューをお届けします。
第5弾はMR長の高橋ななみさんです。

高橋ななみ(Nanami Takahashi)/MRセクション長
入学年度:2019年
出身地:東京都
サークル:KESS(英語サークル)
ジョイン時期:2021年11月
活動内容:MR(採用セクション)
趣味:歌を歌うこと・旅行・ハンドメイド

人と向き合い、異なる価値観を理解する力

ーMRとはどのようなセクションなのでしょうか?

MRとは「Menter Recruitment」の略で、メンターとして一緒に活動してくれる仲間を募集するセクションです!

エンカレッジという組織の大きな特徴は、一年でメンバーが総入れ替えすることだと思っています。そのため、毎年新たに支部を構成する"人"によって、その代の組織の色や雰囲気は大きく左右されます。価値提供を行う母体であるメンターを集めることで、組織の骨格を作るやりがいを感じられるセクションだと私は思っています!

具体的に業務を説明すると、「①採用戦略 ②採用実行 ③その他」の大きく3つに分かれます!

まず、①採用戦略では、最終的に支部で必要になるメンターの人数から逆算し、年間の採用方針を作成します!組織とのミスマッチを防ぐため、メンター候補者の方々には事前に説明会やカジュアル面談などの機会を設けさせて頂いており、各ファネルごとの歩留まり率を加味しつつ中長期的なロードマップを描いています。また、理想のメンター像のペルソナを議論することもあります。定期的にペルソナをアップデートすることで、メンターとして最低限求められる人材要件を定義してマッチングに活かしたり、現状の支部に欠けている人材を明らかにして組織の多様性を向上を図ったりします。

次に、②採用実行では、先ほど立てた方針に基づいてアクションを実行していきます。説明会やカジュアル面談の開催だけではなく、一人一人の候補者の方とこまめに連絡を取りつつステータスを管理したり、既存メンターからのリファラルを活用して母集団の拡大に努めます。

最後に、③その他に関しては、オンボーディングと採用ブランディングが該当します。オンボーディングでは、ジョインしてくれた候補者の方が少しでも早くメンターとして活躍できるよう、OD(内人事)セクションと協力しながら組織への溶け込みをサポートします。採用ブランディングでは、メディア等を通じ、メンターを募集していることを少しでも多くの人に認知してもらい、これまで獲得できなかった層へのアプローチを狙っています。

ー数あるセクションの中で、どうしてMRセクションを選んだのでしょうか?

とことん”人”と向き合って、異なる価値観をより深く理解する力を身につけたかったからです!私はすごくお喋りな性格で、誰かと話すのがすごく好きなのですが、人の本質を見抜くのがちょっと苦手だったんです。「あの人って、実はこういうタイプだよね」って周りから言われて、後から気づくことが多い、みたいな(笑)。MRは外人事というの名の通り、エンカレの内側と外側をつなぐ唯一のセクションです。候補者の方々にとっては私たちがエンカレとのファーストコンタクトになりますし、私たちも完全に初対面の方と短い時間でその人の性格や価値観を理解する必要があります。そのような取り組みを通じて、人を見る目を養えたらなと思い、配属を決めました!

アメリカに行くメンターをチームで送りだしました!

エンカレの活動をプラスに感じるメンターに安堵

ーMRセクションの活動を通じてどんな時に喜びを感じましたか?

まずは候補者の方がジョインを決めてくれた瞬間ですね!
エンカレッジという活動は、必ずしも万人に合うものではないのかなと思っています。メンター活動の説明を聞いてみて「やっぱり違うな…」と思われる方や、面談を通じて「自分の価値観とはズレているかも…」と感じる方もいらっしゃいます。(※それが良いとか悪いとかでは全くなく!感じ方に違いがあるのは当然です!)そんな中で、それでもやっぱりエンカレに入りたい!と思ってくれて、メンターになる意思決定をしてくれた瞬間は、同じ志を共有する仲間が増える感覚があります!

そして、何よりうれしいのは、エンカレに入ってくれたメンターが、楽しくエンカレ活動をしてくれている時ですね!大学4年生の過ごし方って、無数の選択肢があると思います。私たちMRは、その貴重な時間をエンカレに使うかどうかの選択を候補者の方と一緒に行うわけなので、ジョイン後本人にとってエンカレにコミットするという決断がベストだったのかどうかはどうしても気になってしまいます。そんな中、後輩との面談にやりがいを感じていたり、セクション業務で率先的に活躍していたり、時には飲み会ではしゃいでいたり…と、何らかの形でエンカレ活動をプラスに感じてくれている姿を見ると、「ああよかった、、!」と感慨深い気持ちになっちゃいます!

ーMRだからこそ得られたスキルや経験は何でしょうか?

MRを選んだ理由でも話しましたが、今までよりは人を深くまで理解する能力が養われたかなと思います!人との対話において、発言の裏の意図をちゃんと確認したり、ぼんやりした考えを言語化する能力が身についたかなと!

あとは、目標として掲げた数値に向かって着実にアクションを起こすことの大切さを学びました!もともと私は数字を常に意識しながら行動を決定することがあまり好きなタイプではありませんでした。しかし、MRがKPIとして追う数値である”採用数”は、他のセクションよりも”1”の意味合いが非常に大きいです。また、採用フローの関係から、アクションを実行した結果が反映されるまでに1か月ほどのタイムラグが発生するという特徴があります。目標数値のコントロールが難しい分、逆算思考が鍛えられるセクションなのではないかと思います!

MRセクションメンバーでディナーに行った時の写真です!

バイアスに縛られず、相手を理解しようとする

ーどんな人がMRに向いていると思いますか?

業務の幅が広い分、どんな人でも何かしらの得意分野を発揮できるのではないかと思います!例えば、採用ロードマップを作るときは数値から逆算して戦略を練るのが得意な人が活躍できますし、候補者一人一人の履行管理ではこまかな作業が得意な人が必要になってきます。また、支部内に協力を仰ぐ場面では巻き込み力の高い人がいてほしいですし、メンターになる魅力を候補者に分かりやすく伝える表現力や説得力のある人もいると助かります!

でも、何より大切なのは、フラットに相手を理解しようとする姿勢だとわたしは思います。MRとしてたくさんの候補者の方々とお話ししていくと、自分の価値観とは異なる人が必ず現れます。その際に、相手の話をシャットダウンしてしまうのではなく、どうしてその考えに至ったのか?どこか共感できるところはないか?その人が本当に大事にしているものは何か?…と、相手に対するリスペクトを忘れずに、つい突っ込んで聞きたくなってしまう人は本当に向いていると思います!

ーズバリ、MRを一言で表すと!

組織の屋台骨を作る超責任重大セクションです!(笑)
現在エンカレッジは面談をはじめとする様々なサービスを後輩に提供していますが、そもそもそのサービスを運営する”人”がいないことには本当に何も始まりません。裏を返せば、支部で活躍するメンターが一人でも増えると、ユーザーに提供できる価値は増幅するということです。代によって異なる組織のポテンシャルを決定する、まさに縁の下の力持ち的なやりがいと責任感を感じられれるセクションだと思います!


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