身体拡張装置・その6

自分の身体の可能性を拡張してくれる装置。思い巡らしていくときりがないのだなと思う。生業に必須な道具類。快楽を追求するための装置群。生活習慣を支える器具類。自分の日常の色々な場面によっても登場してくる身体の機能拡張装置もまたそれぞれ。これってもうちょっとカテゴリー化厳密にして事典化したらめちゃくちゃ面白いかも。とは思いつつ、それをやる気はたぶんないので、最後にちょろっと思い出した身体機能拡張を書いてしめることにします。
自分の記憶という機能を補完してくれる装置。それは自分の分身とも言えるパソコンであるし、その手先のスマートフォンになるのだけど。頭の中を飛び交うアイディアの破片やら視覚に映る場面のキラメキ。アプリを起動する時間ももどかしく。通り過ぎて霧散していくシーン。ひとかけらでも書き留めたい。そういう時は手書きのメモ取るのが一番早い。メモ魔とかじゃないけれど、出歩いている時はメモ帳とボールペンは持ってるようにしてる。メモ帳やボールペン。こういう文房具に愛を捧げている人ってけっこういるでしょ？。でも、自分はボールペンはジェットストリーム←高い筆記具なんていらないし、圧倒的に使いやすい。メモ帳はA7サイズぐらいの無印良品のもの←特にここのじゃなくても全然OK。メモ取るのは部屋にいる時だってあるので、そういう場面ではノートも常に机の上に置いている。こちらも何でもいいのだけれど、無印良品のものが多いかな。サイズはA4が多いけど、こだわりなし。メモもノートも記憶を引っ張り出すトリガーになる記号を刻みつけてるだけ。他人が見たら醜い殴り書きにしかなっていない。だから、メモやノート自体に価値つけようとも思わないから、消耗品としての扱いになっている。そう言っても、これも大切な身体機能拡張装置には違いない。
他にも何かあるかなあ？。出かける時に忘れちゃいけないものリストのトップだろうと思われるの？。きっと昔は財布だったんじゃないかなって思う。今は忘れちゃいけないもののランキング一位はスマートフォンだよね？。今も財布が一位の人はたくさんいるだろうし、財布なくすと大変なことになるのは事実。自分は東日本大震災の時以来。大事な物を部屋とかに置いておくことに危機を感じて。つまり外にいる時に何かが起きて、自分の部屋へ戻れなくなることが容易に想定されることわかったので、金銭的なもの。預金通帳や全てのカード類、その他大切なものは常に持ち歩く習慣になった。そこで財布、二つ持ち歩いてます。一つは普通の財布。頻繁に使うカード数種類と紙幣、コイン用のいわゆる財布。もう一つは全てのクレジットカードと預金通帳、保険証、診察券など、日々使うものではないけれど大事なものまとめた財布。この財布というアイテム、なかなかしっくりくるもの見つけるの大変ですよね。日々使う財布、今時、現金を使う機会というのはどんどん減ってきているし、できるだけ銀金での支払いというものは避けているので、財布をめちゃコンパクトにしたいと思っているので、しっくりくるもの探してます。ほんと、オススメとか紹介してほしいです。
さてさて、そろそろ、身体の機能拡張装置もこのぐらいにしておこうと思います。しかし、世界の様相というものは日に日に変化していきますね。以前は考えられなかったもの。マスク。人の身体のどこの部位の機能拡張装置になるのかわからないのだけど、今年になって超必須になっていますね。マスクが細菌を遮断する機能拡張なのかファッションアイテムとしての機能拡張なのか？。マスクはドラックストアで販売される商品のままなのか？。アパレルで販売される商品になるなのか？。これからどうなるんでしょうね？。それとエコバックね。これも外出する際には忘れてはいけないものになっちゃいましたね。こんな感じに自分の身体能力を高めてくれるもの。意表つくところかも出現してくるものもあります。単純に人は困った状況に追い込まれればそれを回避するための知恵振り絞って方法見つけ出す。それが身体の機能拡張装置の極意なわけなんですね。人様礼賛というオチでしめます。