乾季

あたりさわりのない天気。
儚い光と影の景色。
見た目の暖色系とは裏腹。
容赦ない乾燥低温。
関東平野の乾季。
日本列島上空寒気。
これから延々沈滞。
夏鬱以上の沈鬱。
閉塞感。
やるせなさ。
乗り切れる？。
去年できたんだよね。
きっと行ける向こう側。
本当のやばい向こう側。
じゃなくて。
夜を越えた。
たどり着いた光の場所。
みたいな感じ。
そういう向こう側のこと。
祈るとか耐えるとか。
抽象的な方法探っても。
ダメなんだ。
って経験則で物申したく。
食べて眠ってあったかくして。
それ基本。
つまりはさ。
アリとキリギリスのお話のように。
キリギリスしちゃったら。
冬越せないって単純なお節介教訓。
予想できる困難を前に。
入念な蓄積する観念必要でしょって。
そんなの関係ねえよって。
ロックな俺様気取ってもさ。
何年も何年も凍てつく氷河期。
平気で生き延びてんだし。
意外とアリのようなビビリの勤勉家なのだよ。
さあ。
死ぬまで生きようよ。
夜を越えて寒さも凍えて。