見出し画像

【続編⑨】第四章〜第二節 「2.ウォーキングのチェック方法 ①歩幅のチェック」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

2.ウォーキングのチェック方法

 普段の自分の歩き方というものは意識していませんね。旅行先でビデオを撮ったものを見て、「この変な歩きしているの、誰?」って、よく見たら自分だった!?という経験ありませんか?

 猫背だったり、ガニ股だったり、ちょこまか歩きだったりして。。。赤の他人様はそんなこといちいち注意してくれるわけもなく、また、身近な家族や知人は、普段見ているあなたの歩き方が変だとは気が付きませんね。。。

 ここは一度、客観的に自分の歩きを観察してみましょう!

 チェックするところは3つあります。まずは「歩幅」です。

①歩幅のチェック方法
 前章の第三節の「ウォーキングは量と質」で述べました通り、歩幅は脳機能と強く関係していますので、歩幅のチェックは脳力のチェックとなります。単なる体力低下だけではないことを再度認識してくださいね。

 前章では横断歩道を利用しての簡易チェックをご案内しましたが、ここではもう少しきっちり測る方法をお伝えします。

 用意するものは10m〜15mのメジャー。あるいは2〜3mのメジャーを5個用意してください。

 まずは普段の歩きの歩幅を調べましょう。街中を何気に歩いている時の歩き方で、用意したメジャーの横を2往復くらいしてみましょう。

 この時、「いつもの歩き方だな」ということを確認してください。

 普段の歩き方が確認できたら、再度、メジャーの横を1往復してメジャーのスタートライン(0cmのところ)から10〜15m先までメジャーの横を先ほどと同様に普段の歩き方で歩きます。
 ※注意することとして、1往復メジャーをいつものペースで歩いて来てスタートラインのところで止まらないように、そのペースのままスタートしてください。

 スタートから3歩目のつま先の位置を覚えておきます。止まらず歩き続けます。その3歩目を『1』とカウントして、カウントしながら歩くペースを変えずに歩き続けて10歩目(『10』のカウントのところ)のつま先の位置を覚えておきます。この10歩目では止まろうとせずに、もう数歩先で終わるようにしてください。

 今、チェックした10歩目の距離(メジャーの数字:cm一桁まで)から1歩目の距離(メジャーの数字:cm一桁まで)を引いて、10歩間の距離を出します。それを10で割れば1歩幅が出ます。

 この一歩幅を65cm以上にすることを目標値としておきましょう。

 ただし、前章でも述べましたが、この65cmを絶対的な数値として捉えるのではなくて、今現在の歩幅よりは1cmでも広げるように歩く意識をしましょう。

 注意点としては、膝、股関節、腰の関節に問題がある方は歩幅を広げることはせずに、小股気味でも良いので、いつもの歩くリズムよりは少し早く歩くことを心がけていきましょう。

[補足説明]
10歩歩行の距離を測る方法についてですが、先の内容は一人で行う場合の説明になります。なかなか1歩目、10歩目のつま先の位置をメジャーの何センチのところだったかを覚えておくのも難しいところがあると思いますので、できましたら、一人お手伝いいただける方がいらっしゃると良いですね。
歩く人は、いつものペースでスタートラインから歩くだけ。パートナーは1歩目、10歩目のつま先のところに印になるようなものをメジャー上に置けば、後からゆっくり距離を記録し計算できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?