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1分間に全てを込めろ!/第一回ワンフレーズ書評大会イベントレポート #NewsPicksアカデミア

7月19日。1分間に賭けた男たちが、熱帯夜のRetty本社、NewsPicks BOOK片手に集結しました。

この日は、「ワンフレーズ書評大会」。カップラーメンだったらまだ超バリカタなわずか1分間。ビブリオバトルの進化型。ありあまるパッションを1分間に凝縮したプレゼンテーション。ガチンコ全面戦争、狙うはもちろんNo.1。

6人の猛者が覇を競った激戦の模様をレポートします。「ワンフレーズの中のワンフレーズ。出てこいや!」

【ルール】
①一人1分でNewsPicks BOOKの中で「心を動かされたワンフレーズとその理由」を紹介
②全ての発表が終了した後に「一番心を動かされたプレゼン」に投票を行う


激戦ルポルタージュ

第一回大会で参加者が持ち寄った本でもっとも多かったのは『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』。参加者のみなさんのコミュニティへの関心の高さが感じられました。

紹介する本は同じでも、「どのフレーズに着目するか」「なぜ着目したか」は千差万別。その違いを楽しむこともこの書評大会の醍醐味です。

それでは、ここからはプレゼンの中身を少しだけご紹介していきます。

まず口火を切ったのは、只野琢也さん。『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』から「自分の物語を何度も語れ」を選択。自身の所属するコミュニティに対する思いと、実際にそこで実践してきた体験談を織り交ぜ、選択したフレーズ通りここでも自分の物語を語ってくれました。

「自分の物語を何度も語れ」

NewsPicksアカデミア 春学期 櫻田ゼミにも参加されていた寺田有汰さんは落合陽一さんの『日本再興戦略』から次のフレーズを選択。

「指数関数的成長にとって、全ての点はいつでもはじまったばかりだ」

このフレーズきっかけで、「自分はすぐ変われるじゃん」と前向きな気持ちを持つようになり、よりチャレンジングな日々を送るようになったそうです。実際に、NewsPicksアカデミアのnoteにも書評を寄稿いただいたり、「第二回ワンフレーズ書評大会も参加します。当日無理ならライブ動画か録画映像で。」と新たな提案をいただいたりと、アクティブさをビンビンに感じます。

続いて、SHOWROOM前田裕二さんの大ファンだという上井優典さん。前田裕二さんの『人生の勝算』から、SHOWROOMの社員が前田さんにあてた次のフレーズをチョイス。

「僕は何より第一に、前田裕二という男が持つ、絶対にぶれないコンパスに惚れています。そして第二に、そのコンパスに沿って動く、SHOWROOMという船に惚れています。だから、もし仮にSHOWROOMが転覆しても、一緒にまた別のビジネスでもやりましょう。一生前田さんのコンパスについて行きます。」

週刊少年ジャンプの友情・努力・勝利の物語が大好きだという上井さんらしい、熱いジャンプ風ワンフレーズを選択されました。

そして、接戦を制し第一回チャンピオンに輝いたのは横田雅和さん。

横田さんは、『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』からこちらのフレーズをピックアップ。

「SNSによる負の心理的側面の対応の仕方を、まだほとんどの人が学べていない」

さまざまなコミュニティにおいて、プラスの側面は見えやすいものの、マイナスの側面は自分から学びにいこうとしなければ気づけないもの。プラスとマイナスを両立させられる人間が、コミュニティの中で生き残っていくのではないか、とまとめてくれました。

▲賞品はNewsPicksBookにぴったり合うサイズのブックカバー!

1分間で伝えきるためには、無駄のない論理的な文章が必要。一方で、熱がこもっていないと聴衆の感情は動かせない。ワンフレーズ書評は、「論理的に熱を込める」という難題に立ち向かう競技です。

今回想像以上に盛り上がり、終了後の懇親会ではワンフレーズ書評大会をアップデートしたイベント企画も!

ということで次回は8/9(木)19時半から、「ブランド人になれ!」のワンフレーズ書評大会を開催することになりました!

申し込みURL:https://newspicks.com/academia/events/183

今回は本の中の印象的なフレーズに加え、「あわせて読みたい参考図書」を紹介しあいます。

ぜひ毎月のNewsPicks Bookをより深く学ぶ場として活用してください!

文章:小林 健介

💡NewsPicksアカデミアとは?

毎月最前線で活躍しているゲストをお招きしてビジネスに役立つお話を伺うイベントを開催しています。
イベント以外にも、毎月最先端の知が学べる書籍が手に入り、オリジナル動画コンテンツも視聴可能。
NewsPicksアカデミアを、ぜひご自身の教養やキャリアのアップデートに役立ててください。


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