20180303高城剛-27

リラックスと覚醒を同時に味わう。高城剛「SOUND MEDITATION GATHERING」体験レポート

高城剛氏のSOUND MEDITATIONを体験

こんにちは。NewsPicksアカデミア 第2期アンバサダーの宮崎恵美子です。

世界の最先端を追いかけ続けるクリエーター・高城剛氏。そんな高城氏が現在取り組んでいるプログラムが「次世代のマインドフルネス」とも言える「SOUND MEDITATION」。この「SOUND MEDITATION」を体験できるイベントが、3月3日の午後、3回にわたって、東京タワーの敷地内のスタジオ、東京タワーメディアセンタースタジオアースで開催されました。
https://newspicks.com/academia/events/93
https://newspicks.com/academia/events/94
https://newspicks.com/academia/events/95

この日のイベントは3回目の19時から体験しました。
この日はイベントの参加のみならず、リハーサルにも参加しました。
イベントの内容として、事前にこのように告知されていました。

「本プログラムでは、医療にも使われるCBDオイルを摂取し、複合周波数の音が会場全体に響き渡るスーパーサラウンド空間で、いままでにない瞑想を体験する。
副交感神経を高め、リラックスと覚醒を同時に味わうという未知なる世界へと体験者を誘い、脳のパフォーマンスが最大限発揮される状態へ導く効果を目的としている。」

リハーサル・本番ともに体験した1参加者の視点で、今回のサウンドメディテーションをレポートします。

リハーサル

リハーサルは映像や音楽、マイク、照明のチェックなどを順次行いました。音が全体に響き渡るように、スタジオのところどころにスピーカーが配置されていました。

こんなところにもスピーカーが。

ステージ上で高城さんのいる位置、ヨガのデモンストレーションをする位置、入場・退場の通路についても確認しました。

本番のセッション参加

1回目・2回目・3回目のセッション参加者の受付をしたのち、私は3回目の19時からのセッションに参加しました。
本番のセッションの30分前には、配布されるカプセル錠をのみ、いざイベント会場へ。

映像と音楽が流れる中、高城さんが入場。

現代社会では様々な情報が入ってきます。そのため、知覚や聴力が落ちます。
耳から入ってきた情報には、音楽も含まれます。そこで音楽をデジタル化し、いろんな周波数を使います。
心と体をつかさどるのがチャクラ。デジタル化した周波数により、チャクラを整えることができるのがこのサウンドメディテーションといえますね。

今日のセッションの流れ

今日のセッションの流れについて、高城さんから説明がありました。
最初は呼吸のセッション。
呼吸は人間の自律神経でコントロールできる。
そのあとヨガ。ヨガの後、瞑想を2回のセッションに分けて行う。
自分にあう周波数をみつけるのが、このメディテーションの一つの目的

呼吸のセッション

くつろいだ姿勢で呼吸しやすいようにする。
呼吸にはコツがある。
まずはブレッシング。

呼吸を落ち着ける。
大きく3回深呼吸する。
深く吸って大きく吐く。

自然な呼吸。
体の力を抜いていく。

呼吸を整える
登る山が高ければ、瞑想に深く入れる。

うまくいかないときには、何か不足している。
バランスを崩している。

睡眠力を高めるには、山を高くする。

寝れないのは、運動が足りていないから。
子どもが沢山寝れるのは、活動量が多いから。
このセッションでは瞑想の前にまずヨガをやることで、体を動かす。瞑想にスムーズに入るため、瞑想前に活動量を増やす。

呼吸のセッションのあとはヨガ

午前中のリハーサルで、思った以上の運動量だったので、戦々恐々でした。
ふたを開けてみると、本番はそんなに疲労しませんでした。
理由はよくわかりません。本番では大勢の参加者がいたのでヨガの難易度を下げたのか、それとも私が動きに慣れたのか・・・

無事ヨガが終わり、瞑想へ。
リハーサルでの打ち合わせ通り、スタジオの照明は落とされました。

1回目の瞑想

まずは1回目の瞑想。

ボディスキャンという瞑想をやる。
体が輪切りされる感じ。
心を無にする。

人は「首を回して下さい」と言われて、ただ首を回すことができる。その時のように無になれればいいのだが、実際に無で居続けるのは難しい。

SOUND MEDITATIONは、心や体を無にするのが苦手な人向けの瞑想。
私は一人で瞑想したり、振り返る時間をとるのがとても苦手なのですが、サウンドメディテーションはそういう人のためのメディテーションでもある、というお話をきいて、「これなら私にもできるかもしれない。今日は参加できてよかった」と思いました。

自分の体のパーツに集中しながらやる 。
座禅しているときも、実際は体が揺れている。

周波数を見つけたら、それに揺られている状態。

気軽に感じるままの格好、ポーズをとる。

原始時代になかった周波数が聞こえてくる。
せせらぎの音。

音は耳からだけ感じる。

1回目の瞑想用の音楽では周波数のチャンネル数を増やし50個使った
1回目の瞑想では、自分に足りない周波数を、自分の外に探してみよう

2回目の瞑想

次は2回目の瞑想。

今度は音源の周波数は3つだけ
自分の体、意識の奥底に入っていく。

鐘が4つ鳴ったら中に入り、現実世界に戻る。
それまでは自分の心の中の旅をする。

2回の瞑想を終えて

2回目の瞑想後、高城さんはこう振り返られました。

過剰な情報から切り離されて、2回目の瞑想では、実は最初の呼吸の時と同じ状態。

瞑想という概念が変わってくる。
なかなか深く入れなくても、ふとした時に突然深い瞑想に入れるようになり、
自分のいる時間や空間を越えることができる。

瞑想。
時間感覚。
今まで自分が感じていなかったリラックス感。集中力。

今まで気がついていないことに気がつくようになってくる。
きちんと瞑想できるようになるにはトレーニングが必要。うちでヘッドホンで聞いて楽しめるように、音源がダウンロードできるようにすることも考えているんだそうです。

今回のような新しい体験が出来るセッションを、今後も何らかの形で続けていかれるとのこと。
また次も別の空間で別の意識で会えるのを楽しみにしている。
そう言い残して、高城さんは会場を後にされました。
虹色の映像と心地よい音楽が流れているなか、セッションは終了しました。

まとめ

1回目の瞑想の時に、高城さんが自分に足りない周波数が何か意識して感じ取るようにおっしゃいました。が実際には何が自分に足りていて、足りていないのかは全くわかりませんでした。
「副交感神経を高め、という未知なる世界へと体験者を誘い、脳のパフォーマンスが最大限発揮される状態へ導く効果を目的としている。」
ヨガ後の瞑想での姿勢は、座ったままでも寝たままでも大丈夫だが、寝込んだりせずに自分の感覚で感じることが大切とのことでした。
結局私は、第1の瞑想で50の周波数を聞き分けることはできませんでしたし、第2の瞑想の時の周波数が呼吸のセッションの時と同じ3ということも全くわかりませんでした。
ただ体を楽にして、音に身をゆだねる。第2の瞑想の時にはふくらはぎから下の部分の疲れを感じたので、ただただ足を休めていたのを記憶しています。ゆっくり休めた心地よさから、4回の鐘が鳴り終わってすぐに起き上がれず、少し余韻を感じながら体をゆっくりと起こしました。
自分の意識できる部分ではよくわからないままで、理屈で説明することができないのですが、体を脱力して無になった状態でしばらくいることで、心と体が癒されていたのかな、と思っています。
「リラックスと覚醒を同時に味わう」ところまで到達しているか、自分では判断できないままでしたが、終わってみて、心身ともにすっきりした気分にはなっていました。音楽だけでなく、映像の効果も大きいと私自身は感じました。映像をみているだけで、癒される気分になりました。

このイベント名が「SOUND MEDITATION GATHERING Vol.1」。Vol.1とあるので、きっと第2弾がアカデミアのイベントとして、また企画されるのでは、と期待できますね。

その時にはまた、ぜひ参加してサウンドメディテーションの世界を楽しんでください。

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https://newspicks.com/academia/about

レポート:NewsPicksアカデミア アンバサダー(第2期)
宮崎 恵美子
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