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SOXLの5ドルが現実味を帯びてきた

半導体3倍レバレッジ「SOXL」の下落が止まりません。

過去に私が書いた記事です。
高難易度!3倍レバレッジTECLとSOXLの購入タイミングはいつか?|np2030@資産運用|note

SOXLに含まれる銘柄の多くがNASDAQ100に含まれることを考えれば、NASDAQ100指数との相関性が高いことを意味します。

以前の記事で、NASDAQ100指数が10000ドルを割った時に、SOXLは10.35ドルという予想を立てましたが、私が想像していた以上に3倍レバレッジの勢いは強く、既に7.34ドル(10月12日現在)まで落ち込んでいます。

この勢いですと、NASDAQ100指数が10000ドルを割った時には、いよいよ5ドルを割ることも現実味を帯びてきました。

年初来で10分の1程度の株価まで落ち込んでいることを考えると、5ドルを割るということは「暴落」と呼んで良いかと思います。

しかし、NASDAQ100指数が未だに10000ドルを割っていないことを考えると、SOXLはまだまだ下がる余地があります。

NASDAQ100指数については、コロナショックで付けた「7000ドル」まで下がることまで考えておいた方が賢明です。

なぜなら、レバレッジ商品は、購入タイミングが極めて重要だからです。

3倍レバレッジともなると、1日に10%以上の下落はよくあることで、1週間で資産が半分になることも決して珍しい話ではありません。

いくらまでなら損失を抱えても耐えることが出来るのか、つまりリスク管理が図れた上で投資すべき商品です。

そう考えると、3倍レバレッジのSOXLやTECLは短期売買に適した上級者向けの投資商品と言えるでしょう。

今の下落ペースでいけば、NASDAQ100指数が7000ドルまで下がった場合、SOXLは1ドルを確実に割ってくると思われます。今の株価から7分の1以上も更に下がる可能性を秘めているということです。
※上記記事を執筆時は、NASDAQ100指数が8000ドルでSOXLは1.12ドルと予測していましたが、予測以上に3倍レバレッジの下落幅は大きくなっています。おそらく、8000ドルの時点でSOXLは1ドルを割ると思われます。

半導体セクターに関しては、政治的リスクとカントリーリスクが大きすぎるため、私の投資対象からは外れていますが、年初では100株60~70万で買われていた商品であることを考えると、1ドルを割れば100株を2万円以下で買えることになるため、お得感はかなり増しますね。

SOXLやTECLの値動きというのは、3倍レバレッジ商品の特性を知る上で、良い勉強となりそうです。引き続きウォッチしてきいたいと思います。

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