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個別株売却、TMF購入計画発動!株式から債券へのシフトを進める!!

私は、サテライト投資として小型成長株への集中投資を約3年実践してきたが、2023年度の通期決算の結果を受けて売却を決意した。

2022年5月に、N社への投資を決断した時、10年という時間軸で成長を見守るつもりでいた。

しかし、上場時にスマートシティ革命の実現を打ち出していたN社であったが、当時の経営陣も社長を残して去ってしまい、経営戦略も大きく変わってしまった。

つまり、私が思い描いていた10年後のシナリオが崩れたということだ。

3年という短い期間ではあったが、決算の度に下落しては買い増し(難平買い)を繰り返し、拾い集めた株式は2500株に及ぶ。

3月1日現在の株価:1120円
平均取得単価:2634円
保有資産:2,800,000円
(含み損3,786,300円)

全て損切りした場合には、約380万の損失を確定させることになる。

小型株ということもあり、提携先の企業との進展(新商品開発など)があれば、株価は一気に跳ね上がる可能性は残されている。

しかし、この可能性に期待するのは、ギャンブルと一緒であり、いい加減にいつまでも含み損を抱えながら、尊い夢(テンバガー)を追い求めるのはやめようと思う。

N社の株式については、3月と4月に500株ずつ売却することにする。

3月 2500株⇒2000株
4月 2000株⇒1500株

5月は第1四半期の決算発表があるため、決算の結果を見て、残り1500株を全て売るか否かの決断をしようと思う。

第1四半期の売上高が弱い場合には、おそらく今期の業績も芳しくないだろう。

2022年、2023年の決算を振り返ると、スタートダッシュに出遅れた場合には、下方修正で終わる可能性が極めて高いのがN社の特徴だ。

第1四半期決算が想定よりも弱かった場合には、残りの1500株を売却する。

想定通りだった場合には、第2四半期まで持ち越す。

想定以上だった場合には、再度、買い増しを検討するかもしれない。

確定していることは、3月と4月で1000株(約110万相当)を売却する。


次に売却して得られた資金については、TMF(米国債券3倍レバレッジ)を買い増していく予定だ。

TMFに関しては、昨年10月から保有しているが、底値で拾えたことと、円安ドル高が続いていることもあり、3倍のレバレッジが掛かっているとは思えないほど、安定した運用が出来ている。

確かに、高リスクなETFではあるが、利下げが行われ、円高ドル安の局面に転じたとしても、基準価額の上昇幅だけで為替損を十分に相殺できるだけの力を持っている。

また、利下げがなかなか行われずに、円安ドル高が継続しても、今度は為替益が少なからずカバーしてくれるため、今の基準価額であれば、高い分配金を頂きながら、利下げがくるまで何とか耐えることができるはずである。

それでも、レバレッジ商品の購入に関しては慎重にいきたい。

レバレッジNASDAQ100(愛称レバナス)を購入した時と同じように、Myルールを決めて、機械的に購入していくことにする。

私のような凡人投資家は、チャートを見ながらタイミングを図って売買など出来ないのだから、ルールを決めて買い増していくしかない。

レバナスの時も、しっかりと利確することが出来た。

レバナス投資のMyルール|np2030@資産運用 (note.com)

3月1日現在のTMFの基準価額は55.25ドルである。

週1回、以下の基準価額に当て嵌めて、買い増していく予定だ。

50~60ドル:10株
45~50ドル:20株
40~45ドル:30株
0~40ドル:50株

早速、今週から当面の間は、TMFの買い増しを毎週行う。


今後、N社の株価が上がる可能性とTMFの基準価額が上がる可能性を検討した時、米国の政策金利の利上げがストップして、利下げを待つ段階になっている今の局面において、TMFの基準価額が上がる可能性の方が高いと考える。

米FRB 金融政策決定会合 4会合連続で政策金利「据え置き」決定 | NHK | アメリカ

一方の、N社の株価の先行きは全く不透明である。

今は日経平均株価が大きく上昇しているため、今の株価が何とか維持できているとも考えられるし、仮に、株価の調整が入った場合には、正直どこまで下がるか見当が付かない。

「確実性と不確実性」を考えた時、日米の株価が調整局面に入った時にも、安心して保有できるTMFの方が投資妙味はある。

今後、TMFの基準価額が大きく下げる要因として考えられるのは、インフレの再燃となるが、TMFの基準価額は米国の政策金利に基づいて素直に動くため、投資家としては非常に分かりやすく扱いやすい。

今後はN社の株式を段階的に売却していくことになるが、サテライト資産の見直しが適切に行われれば、資産運用は一気に軌道に乗り、資産の増加を加速させることになるだろう。

サテライト資産の目標額は、NISAの成長投資枠限度額となる1200万だ。









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