好きなゲーム音楽
高校1年まではゲームに没頭していた。1日10時間やる日がザラにあった。これはしかし結構普通なことのようで、自粛中の今だってどうぶつの森を一日中やってる人もいるしね。
ところで、思春期にゲームばっかやってたせいで、ゲーム音楽からの影響を強く受けてしまった。なのでここでマイ・ベストゲーム音楽TOP5を紹介します。
5位 聖剣伝説2「タナトスのテーマ」
怖すぎ。スーファミのRPGなのにマルチタップで3人プレイが出来た。兄が二人いるので、いつもザコいポポイを使ってた思い出。それにしてもガムランとかの知識なしにこの曲聴いたら呪い感がすごくてトラウマになる。民族的な音階に触れた最初の体験かもしれない。
4位 クロノ・トリガー「時の回廊」
なんかさっきとアプローチが似てますね。ポコポコ系のシーケンスアレンジは僕の曲で頻出してます。ミニマル感みたいな。ここの古代の設定は本当痺れます。
3位 7 セブン モールモースの騎兵隊「王様のテーマ」
めっちゃ使えない王様感がすごい。ホールトーンスケールを始めて意識した曲。このゲームは超簡単だがバトルシステムが面白い。音楽もトータルで素晴らしいのだが、作曲者の大上昌子さんはナムコ退職後専業主婦になられた模様。また新しいものを作ってほしい。
2位 ファイナルファンタジータクティクス「ショップ」
暗いゲーム。終盤はわりと救いようない感じになっていくが、音楽は総じて素晴らしい。木管楽器をよく使うようになったのはこのゲームの影響が強い。ファゴットが印象的に使われる「毛皮骨肉商」も味わい深い。
1位 サガ・フロンティア2「Zufall」
パーフェクトなゲームです。ゲーム初心者が普通にプレイするとラストダンジョンでほぼ確実にクリア不可に陥るサガシリーズ特有の不条理を味わうことができます。重要キャラがバタバタ死んでいく暗めのストーリーですが、めちゃくちゃレベル上げしたキャラがいきなりいなくなるやるせなさと、現実はそうだよな、、、みたいな妙な学びがあります。僕の音楽性の30%ほどはこのゲームからの影響で、フランス近代感がかなり強烈に出ています。全編通して主たる3種のモチーフで構成されており、バトルや泣きシーンなどもモチーフの変奏で世界観の統一を図っている。ラスボスの戦闘シーンの盛り上がる部分で街の音楽のバリエーションがかかるのは落涙ものであった。そしてスタークエイクでLPを削られ始めからやり直すことになります。
と、5作中4作がスクウェアの作品になってしまった。。。しかしスクウェア黄金期にヒマな中学生だったので仕方がない。あと2作番外編として他社のRPG以外のものを、、、
番外編1 ことばのパズルもじぴったん「ふたりのもじぴったん (fine c'est la mix)」
若きヤスタカのリミックスバージョン。もじぴったんは画期的なパズルゲームで今やっても面白いと思う。ゲームBGMはメインで神前暁が担当。涼宮ハルヒとらき☆すたが代表作。
番外編2 beatmania 3rd MIX「La Bossanova de Fabienne」
小5ぐらいだった記憶。専用コントローラーを持ってたので狂ったようにやってました。ボサノヴァ初体験。というかほぼ全てのジャンルの音楽の初体験がビーマニ。ハウスが好きになったのはこの影響。余談ですが、日芸を辞めた理由の一つとして、音楽科の同じコースの10数人のうち、4人ほどガチめのビーマニオタクがいて、音楽よりゲームにマジになってたのを見て絶望したということがある。
と、つらつら書いてみると、これはゲーム音楽からの影響というより、フランス和声や民族音楽的なアプローチが幼き頃に刷り込まれていた故のことと分析される。家族で出かける時の車の中ではフランスもののクラシック以外かかったことがない。ガムランはなんででしょう、、、親のアニミズムの影響でしょうか、、、笑
自粛、5月末までですって。困ったな。
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